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動画投稿サイト「FC2動画」の悪質アップローダー 『黒岩シネマ劇場』 に有罪判決
(前橋地方裁判所太田支部)

  • 9月102015

前橋地方裁判所太田支部は1日、動画投稿サイト「FC2動画」に米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画ファイルを違法かつ大量にアップロードしたとして、 兵庫県揖保郡太子町(いぼぐんたいしちょう)の派遣社員の男性(36歳)に対し、有罪判決を言い渡しました。

男性は、動画投稿サイト 「FC2動画」 上に違法な投稿を繰り返しており、当協会では群馬県警察本部サイバー犯罪捜査室に被害状況を報告、 取締りをお願いしていました所、本年6月11日に逮捕されました。

この男性に対し、裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年、罰金50万円の有罪判決を言い渡し、「アフィリエイト目的での違法行為であり、権利を蔑ろにし、著作権者に損害を与えた、身勝手で悪質な行為である。」との厳しい言葉を伝え、 知的財産権は非常に重要であり、この様な犯罪は著作権者に甚大な被害を与えることになると述べました。
著作物を著作権者に無断でアップロードする行為は著作権法により禁じられています。この様な行為は刑事事件として処罰されるだけでなく、映画会社より損害賠償の請求の対象となる可能性もあります。
違法なアップロードはやめてください!


*前橋地方裁判所太田支部      

動画投稿サイト「FC2動画」への悪質アップローダー 『黒岩シネマ劇場』 逮捕
(群馬県警 サイバー犯罪捜査室/太田警察署)

  • 6月122015

群馬県警察本部サイバー犯罪捜査室と太田警察署は、6月11日、動画投稿サイト 「FC2動画」 に米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の作品の映画ファイルを違法かつ大量にアップロードした著作権法違反容疑で、兵庫県揖保郡太子町の派遣社員の男性(36歳)の自宅を捜索し、逮捕しました。

男性は、動画投稿サイト 「FC2動画」 において、当協会や映画会社が行っている違法投稿動画の削除や、サイト運営者であるFC2による同男性のアカウント凍結にもかかわらず、同じ 『黒岩シネマ劇場』 や類似したニックネームを名乗り、新しいFC2アカウントを次々に開設するなどして違法な大量投稿を繰り返していました。違法行為の発覚を免れるために、夜間のみに投稿するなど、継続して違法行為を繰り返しており、悪質度の高いアップローダーでした。
当協会は群馬県警サイバー犯罪捜査室に相談、取締りをお願いするとともに、違法ファイルの鑑定などを行い、捜査を支援して参りました。
なお、『黒岩シネマ劇場』は自己紹介文に 「またまたアカウント停止をされちゃいました。ペコリ☆ もう少し慎重に活動していきます。ペコリ☆」 などと記載しており、また投稿動画のタイトルを必ず伏せ字にするなど、『黒岩シネマ劇場』が投稿した動画は違法なアップロードであることが明らかであったため、これらをダウンロードした利用者や『黒岩シネマ劇場』の投稿をコメント欄などで賞賛したユーザーも責任を問われる可能性がありそうです。
当協会は映画ファイルの違法なアップロード、ダウンロードを無くし、自由で健全なインターネット環境を実現すべく、これからも努力して参ります。


*群馬県警察本部      

盗撮男の有罪が確定しました。(福岡簡易裁判所)

  • 3月292015

福岡県博多警察署が、著作権法違反、映画の盗撮の防止に関する法律違反の疑いで2月9日に福岡地方検察庁に送検した47歳の会社員男性 (2月9日記事ご参照)は、2月25日に起訴された後、3月5日に福岡簡易裁判所にて罰金刑が言い渡され同月24日に有罪が確定しました。

男性は昨年9月、福岡市内の映画館で、米国映画協会(MPAA)に加盟するユニバーサル シティ スタディオズ エルエルシーが世界的に配給している、大ヒット映画『LUCY/ルーシー』を、盗撮したとして、映画の盗撮の防止に関する法律 及び 著作権法違反の疑いが持たれ、容疑を認めていました。劇場での盗撮に関しては、「映画館に行こう!」実行委員会が2007年8月30日に施行された「映画盗撮防止法」を広く告知、浸透させることを目的に「映画盗撮防止キャンペーン」を実施するなど、映画界を上げて撲滅に全力を挙げています。
また、JIMCAでも違法対策室のパイラシーホットラインを担当したり、独自に映画館の支配人やスタッフを対象に盗撮防止セミナーを実施したりするなど、映画館での盗撮防止に積極的に取り組んでいます。

映画を違法にアップロードしたとして和歌山県有田市の男性を逮捕
(和歌山県警察本部 生活環境課/有田警察署)

  • 2月232015

2月17日、和歌山県警察本部 生活環境課と有田警察署は、P2Pファイル共有ソフト 『Share』 上に、米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の作品の映画ファイルを違法にアップロードした著作権法違反容疑で、和歌山県有田市の無職の男性(65)を逮捕しました。
 和歌山県警 生活環境課によるサイバーパトロールで、男性による違法行為が確認され、日本国際映画著作権協会は映画ファイルを鑑定するなど捜査への協力を行なって参りました。
同日、男性の自宅の家宅捜索が行われ、パソコンなどが押収されました。男性は警察の調べに対し容疑を認めているという事です。
 なお、この事件は 『ファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反事件の一斉集中取締り』 (下記参照)の一環としておこなわれました。

会社内で同僚に海賊版DVDを販売、有罪が確定 (警視庁)

  • 2月192015

1月13日、50歳代の会社員の男性に対して、著作権法違反の罪で東京簡易裁判所により罰金20万円の処分が下され、同月30日に有罪が確定しました。
この男性は、勤務する都内の会社内で、著作権者に無断で複製した映画海賊版を同僚の従業員らに販売したとして著作権法違反の罪に問われていました。

警視庁は、昨年7月に男性が勤務する会社の本社と男性の自宅を捜索し、会社からは複製に使用したパソコンとプリンタ、自宅からは約6,000枚もの海賊版DVD-Rが押収されていました。
日本国際映画著作権協会は、男性が販売・所持していた米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画海賊版を鑑定するなど捜査に全面的に協力しました。

男性は、レンタル店で借りたDVDを会社内のパソコンで複製、海賊版DVD-Rを製造し、同僚らに1枚200円で販売していました。
会社内という限られた空間であったとしても、海賊版DVDを製造、販売する行為は、映画会社等の著作権者に多大な損害を与えます。これらは、著作権法に違反する行為であり刑事罰も定められています。
海賊版DVD、Blu-rayと思われるものを売っている人や店、インターネット上での海賊版販売行為などを発見しましたら、このホームページの 『パイラシーホットライン』 より情報提供をお願い致します。

盗撮男を摘発、福岡地方検察庁に書類送検 (福岡県 博多警察署)

  • 2月92015

福岡県博多警察署 生活安全捜査課は、2月9日、47歳の会社員の男性を著作権法違反の疑いで福岡地方検察庁に送検しました。

男性は昨年9月、福岡市内の映画館で、米国映画協会(MPAA)に加盟するユニバーサル シティ スタディオズ エルエルシーが世界的に配給している、大ヒット映画『LUCY/ルーシー』を、盗撮したとして、映画の盗撮の防止に関する法律 及び 著作権法違反の疑いが持たれており容疑を認めています。
男性は隠し持ったビデオカメラとICレコーダーを使用して福岡市内の映画館にて上映中の映画を盗撮していましたが、これに気付いたお客様が劇場スタッフに通報し、今回の摘発に繋がりました。
男性はレンズ部分や上部などのパイロットランプの灯りがもれないように細工を施し、座席のドリンクホルダに固定するためのスタンドを取り付けた盗撮用のビデオカメラも所持していました。劇場スタッフから通報を受け映画館に急行した博多警察署の警察官が検挙し、男性の取り調べなどをおこないました。

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、同映画の配給を世界的にユニバーサル社がおこなっていることから、博多警察署 生活安全捜査課からの要請を受け、日本国内で同社の作品を配給する東宝東和株式会社と連携し、鑑定をするなど同署の捜査に全面的に協力しました。
劇場での盗撮に関しては、「映画館に行こう!」実行委員会が2007年8月30日に施行された「映画盗撮防止法」を広く告知、浸透させることを目的に「映画盗撮防止キャンペーン」を実施するなど、映画界を上げて撲滅に全力を挙げています。
また、JIMCAでも違法対策室のパイラシーホットラインを担当したり、独自に映画館の支配人やスタッフを対象に盗撮防止セミナーを実施したりするなど、映画館での盗撮防止に積極的に取り組んでいます。

東宝東和株式会社、松岡宏泰 代表取締役社長は以下の様にコメントしています。
「弊社配給作品が盗撮の被害に遭い非常に遺憾に思います。盗撮犯の書類送検に至るまでにご協力をいただいた博多警察署をはじめ、上映劇場、JIMCAほか関係者の皆様に感謝申し上げます。今後とも素晴らしい作品を皆様にお届けするとともに、劇場での盗撮については関係者含め撲滅に努力してまいります。」


    
*福岡・博多署/盗撮に使用された機材類