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「日本の映画産業及びテレビ放送産業の経済効果に関する調査報告書」(三菱総合研究所 まとめ)を映画業界への就職を希望する学生に配布致しました。

  • 12月252013

日本国際映画著作権協会ではNPO法人映像産業振興機構(VIPO)が「2015年3月卒予定の大学生・大学院生」を対象に開催した、【音楽、テレビ、アニメ、広告・インターネット、ゲーム、映画】の6業界のリーディングカンパニーが集合する「メディア・映像業界就職セミナー」のうち、映画業界に関連したセミナーに参加した学生、約800名に「日本の映画産業及びテレビ放送産業の経済効果に関する調査報告書」を配布しました。
  この報告書は昨年の第25回東京国際映画祭 MPAセミナーでアメリカ映画協会(MPAA)会長 クリストファー・ドッドが公表したもので、日本映画製作者連盟、全国興行生活衛生同業組合連合会、外国映画輸入配給協会、日本動画協会、日本民間放送連盟、日本映像ソフト協会、コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合など日本の映画・テレビ産業団体の協力により作成したものです。 日本の映画及びテレビ放送産業は日本経済に対し11兆円の経済貢献と26万人分の雇用創出をしていることが報告されています。
  また、報告書は、映画業界を紹介するための基礎資料としてプレゼンターによって活用されました。
  このセミナーに参加した学生(経済学部3年生)は「映画業界の事はあこがれの業界と考えています。経済貢献レポートの詳細な内容を見て、その重要性を認識しました。今日のセミナーでもしばしば話題に上りましたが、これからの日本の映画業界は海外にも進出し、ますます経済規模が拡大すると思います。その事からも、ハリウッドのアメリカ映画協会が作成したこのレポートは興味深いものです。業界研究に役立てたいと思います。」とコメントしました。
 
 

        

MPA マイケル・C・エリスが来日、埼玉県警察本部 サイバー犯罪対策課、大宮警察署に感謝状を贈呈

  • 12月202013


*左から:細田正男大宮警察署長、MPA マイケル・C・エリス、近藤佑一埼玉県警サイバー犯罪対策課長

12月18日、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA) アジア太平洋地域プレジデント&マネージング・ディレクターであるマイケル・C・エリスが来日、大宮警察署に於きまして、埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課、及び大宮警察署に対し、日ごろから映画著作権に関わる知的財産権の保護並びに不正商品の撲滅に取り組んで頂いていることに感謝し、感謝状を贈呈致しました。

 本年、埼玉県警サイバー犯罪対策課及び大宮警察署による『FC2動画』サイトへの悪質違法アップロード者の捜査・取締りが連続して行われ、5名の被疑者を逮捕、5名全ての有罪が確定しました。
 「FC2動画」への米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の作品の違法投稿者が逮捕されるのは全国で初めてあり、また、この同じ『FC2動画』における違法行為者を連続5名取り締まるというのは、当協会の過去例を見ないもので、今後拡がるであろう『動画投稿サイト』上における違法行為への警鐘になったという意味においても、映画産業の将来に非常に多大な影響を与えた取締りであり、感謝状を贈呈することとなりました。
 今回は、特に重要かつ先進的な案件であることからMPA アジア太平洋地域 プレジデント&マネージング・ディレクターであるマイケル・C・エリスが来日、細田正男大宮警察署長、近藤佑一埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課長に、直接、『FC2動画』違法アップロード者取締り、並びに現在までの数々の映画著作権侵害事件への対応の感謝を伝え、感謝状を贈呈、引き続きの映画著作権侵害行為者の取締りをお願い致しました。

「スマホで学ぶネットのマナーとルール」スマートフォン対応啓発サイト作成に協力しました。

  • 12月162013

12月16日、京都府警察本部サイバー犯罪対策課はスマートフォン対応啓発サイト「スマホで学ぶネットのマナーとルール」を作成したことを「冬休みサイバー防犯教室」において発表しました。

このスマートフォン対応啓発サイトは京都府警察本部サイバー犯罪対策課が若年層におけるスマートフォン利用者のマナー向上とインターネット上の著作権について学んでもらうことを目的に、日本国際映画著作権協会(JIMCA)、京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学の協力を得て作成されました。

今回、開催された「冬休みサイバー防犯教室」では、洛南高校附属中学校の生徒約500名が参加し、当協会代表取締役・味村隆司は「インターネット上の映画や音楽で気をつけること」について講義を行いました。平成24年10月より違法にアップロードされているコンテンツをダウンロードすることは刑罰の対象になったことや、P2Pについての危険性について詳しく生徒に解説しました。


また、京都府警察サイバー犯罪対策課 近藤係長より「サイバー犯罪に巻き込まれないために」の講義の後、スマートフォン対応啓発サイトの紹介が行われました。

スマートフォン対応啓発用サイトは「マナー編」「ルール編」「クイズ編」と3つのパートに分かれており、「マナー編」「ルール編」では音声付きのアニメーションでインターネットを利用する際のマナーやルールを説明、それぞれの説明後に「クイズ編」にチャレンジしてもらう形になっております。 実際に生徒に操作してもらい、クイズにもチャレンジして頂きました。 音声を担当した女子学生は参加者に向けて「これからスマホに触れる機会がきっと多くなるので楽しく安全に使って欲しい」と話していました。

京都府警察本部サイバー犯罪対策課 森課長より、「インターネットは便利で楽しいものですが、ルールやマナーを知らずに使うと、クリック一つで思いもよらないトラブルに巻き込まれたり、自分自身が犯罪者になってしまうことがあります。特に、著作権侵害は若い人たちにとって身近にある甘い誘惑。後で悔やむようなことにならないよう、正しい知識と行動を身に付け、安心してインターネットを楽しんで欲しいと思います。そのためにも是非このサイトを活用してください。」とのコメントをいただきました。

今後も日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、産官学連携によるサイバー犯罪被害防止のための活動に積極的に参加し、協力をしていく所存です。


11月10日(日) 不正商品撲滅キャンペーン
許さない!偽ブランド・海賊版・違法ダウンロード
「ほんと?ホント!フェアin秋葉原」開催のご案内

  • 10月242013

不正商品対策協議会では、11月10日(日)に、不正商品撲滅キャンペーン 許さない!偽ブランド・海賊版・違法ダウンロード「ほんと?ホント!フェアin東京」を開催いたします。
今回で27回目を迎える「ほんと?ホント!フェア」は、日本文化の情報発信地のひとつである東京・秋葉原を会場に、インターネットの進展と普及に伴い潜在かつ深刻化する知的財産の侵害問題をメインに知的財産の保護と不正商品の排除を広く訴えかけていきます。
 また今回は、中川翔子さんを海賊版・偽ブランド撲滅キャンペーン隊長に、若年層に人気のアイドルユニットのCheeky Parade(チーキーパレード)をキャンペーン応援隊とする任命式や「第2回 著作権を守ろう!ポスターコンクール表彰式」、「知的財産○×クイズ大会」等を実施します。このフェアを通して、若年層を中心に知的財産を保護することの大切さについて理解を求めて参ります。


開催概要
●名 称: 不正商品撲滅キャンペーン
許さない!偽ブランド・海賊版・違法ダウンロード『ほんと?ホント!フェアin東京』

●期 日: 2013年11月10日(日) 11:00〜16:00

●会 場: ベルサール秋葉原 (千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル1F)

●主 催: 不正商品対策協議会(ACA)
<正会員8団体>
・一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
・一般社団法人日本映画製作者連盟(MPAJ)
・一般社団法人日本映像ソフト協会(JVA)
・ 一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)
・日本国際映画著作権協会(JIMCA)
・一般社団法人日本レコード協会(RIAJ)
・BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス(BSA)
・一般社団法人ユニオン・デ・ファブリカン(UDF)
<協賛会員>
・一般社団法人日本商品化権協会(JAMRA)・LVJグループ(株)・シャネル(株)
・エルメスジャポン(株)・日本弁理士会(JPAA)・日本行政書士会連合会
●後 援: 知的財産戦略本部、警察庁、総務省、外務省、財務省、文部科学省、経済産業省、警視庁 (予定)

●出展協力: 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)

★連絡先: 不正商品対策協議会 事務局 後藤・佐藤・小林
TEL:03−3542−4433

        
*チラシをクリックすると詳細ご覧いただけます!

第26回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画配信の将来」を開催しました

  • 10月212013

日本国際映画著作権協会では10月21日(月)に第26回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画配信の将来」を米国大使館、(一社)映画産業団体連合会の後援で開催しました。
基調講演として、アメリカ映画協会 国際政策渉外担当エグゼクティブシニアヴァイスプレジデント マイケル・P・オリーリー氏 より 「オンラインビジネスの急速な普及」に関して講演していただきました。

        
*マイケル・P・オリーリー氏(アメリカ映画協会 国際政策渉外担当エグゼクティブシニアヴァイスプレジデント)
第26回東京国際映画祭 (c)2013TIFF
        
*マイケル・C・エリス氏(MPAアジア太平洋地域 プレジデント アンド マネージング・ディレクター)
第26回東京国際映画祭 (c)2013TIFF
また、映画の製作のほか、マーケティングや配給などにも携わったエマージング・ピクチャーズ社マネージング・パートナーで米国 コロンビア大学 芸術科大学院教授(映画学科長)のアイラ・ドイッチマン氏をゲストに迎え「劇場用映画のデジタル配信の発展と期待」について講演していただきました。ドイッチマン氏は講演の中で「視聴者に適切なコンテンツのレコメンドを行うキュレーターが将来の配信会社になる」と劇場用映画のデジタル配信の将来についての展望を解説しました。

後半には、TMI総合法律事務所 遠山友寛 弁護士をモデレーターにパネルディスカッション「映画配信の将来」を実施しました。 
パネリストには、株式会社 ニワンゴ 代表取締役 社長 杉本誠司氏、フールージャパンLLC 日本代表 マネージング・ディレクター バディ・マリーニ氏、ヨウク・トゥードウ・インク  シニア・ヴァイスプレジデント シュ・フイロン氏、株式会社 GyaO 社長室 室長 神谷寿彦氏にご出演頂き、活発な論議が交わされました。
当日は、ニコニコ生放送でも生中継でセミナーを配信し、たくさんの人に視聴していただきました。セミナー会場には映画関係者を中心にほぼ満員のご来場を頂きました。

第1回MPA/DHUフィルムワークショップ 開催
〜映画脚本シノプシス(あらすじ)コンテスト〜
プレゼンテーション審査により最優秀作品賞を選出

  • 10月202013

MPA/JIMCA(日本国際映画著作権協会)とデジタルハリウッド大学は、10月20日(日)国内外の著名映画監督・プロデューサーを招聘して「第1回MPA/DHUフィルムワークショップ」をデジタルハリウッド大学 駿河台キャンパスにて開催いたしました。
映画の製作のほか、マーケティングや配給などにも携わったエマージング・ピクチャーズ社マネージング・パートナーで米国 コロンビア大学 芸術科大学院教授(映画学科長)のアイラ・ドイッチマン氏によるプレゼンテーション、国内外の著名映画監督・プロデューサーによるパネルディスカッションの他、「シノプシス・コンテスト」の二次及び最終審査が行われました。同コンテストは、未来の日本を代表する脚本家発掘を趣旨とし、応募人数110名、応募作品128作品の中から事前審査により選出されたベスト30作品の執筆者が、審査員へ向けてのプレゼンテーションにより競いました。
審査の結果、最優秀作品賞には、戦時中に沖縄で捕虜として収容され、時代に翻弄される女形役者の青年を描いた「時次郎」を出品した大迫龍平さん(東京都、25歳)が選ばれました。大迫さんには、副賞として「ハリウッドの旅5日間」が贈られました。また、プレジデント特別賞には小原拓万さん(大阪府、29歳)が選ばれました。

        
*審査員の皆様と最優秀作品賞 大迫龍平さん プレジデント特別賞 小原拓万さん

アイラ・ドイッチマン氏には、「外国の観客を対象としたインディペンデント映画の脚本作り、開発、そしてマーケティング」というテーマで、ワーナー・ブラザース映画 副代表の久松猛朗氏には「ワーナー・ブラザース・ジャパンが国内製作を行なう場合、どのような基準で脚本を選んでいるのか」についてご講演を頂きました。
そのほか、モデレーターにモーション・ピクチャー・アソシエーション アジア太平洋本部 コミュニケーション・ディレクター スティーブン・ジェナー氏を迎え、プレゼンテーション&パネルディスカッション「映画の脚本開発―脚本家、監督、プロデューサーの視点から」が行われました。パネリストとして、アイラ・ドイッチマン氏、映画プロデューサーのミリヤム・エブラヒミ氏、東京国際映画祭特別上映作品「潔く柔く」の新城毅彦監督、同映画プロデューサーの八尾香澄氏にご登壇頂き、活発な論議が交わされました。85名の受講者は熱心に聴き入っていました。
        
* アイラ・ドイッチマン氏 講演
「外国の観客を対象としたインディペンデント映画の脚本作り、開発、そしてマーケティング」

「シノプシス・コンテスト」ではまず、メンタリング・セッションと称し、ベスト30に選ばれた応募者が4グループに分かれ、各グループ2名の審査員に向け口頭でプレゼンテーションを行い、これに対し審査員が審査及びアドバイスを与える二次審査が行われました。審査員には、前半の講演・ディスカッションの6名に加え、アメリカ映画協会国際政策渉外担当エグゼクティブシニアヴァイスプレジデントのマイケル・オリーリー氏とMPAアジア太平洋本部 プレジデント・アンド・マネージング・ディレクターのマイク・エリス氏が務め、計8名(各グループから2名)の入選者が決定されました。 最終審査では、ベスト8に選出された8名が会場全体に向け、プレゼンテーションを行い、審査員による質問や建設的なフィードバック及び審査を経て、最優秀作品賞が選ばれました。

新城毅彦監督は、「このワークショップを企画されたデジタルハリウッド大学とMPAに感謝します。日本の優秀な新進映画作家がわれわれと企画を共有し、最優秀者にはロサンゼルスの映画研修コースが贈呈されるというのは大変エキサイティングですばらしいアイデアだと思います。」と述べました。

ワークショップ会場には映画関係者、脚本家志望の方々及び現役脚本家を中心にほぼ満員のご来場を頂きました。

第26回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画配信の将来」を開催します

  • 10月112013

日本国際映画著作権協会では10月21日(月)に第26回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画配信の将来」を開催します。 映画会社は世界で最もクリエイティブなコンテンツ・プロバイダーであるというだけではありません。映画会社は優れたハイテク企業でもあり、視聴者がどこにいても何らかの方法でコンテンツを観たいというニーズに合わせて、コンテンツを合法的かつシームレスに届けられるよう、常に革新を続けています。
その結果、今では人々は映画館だけでなく、自宅のスクリーンでもポータブルデバイスでも映画を楽しむ事ができます。デジタル配信の到来は今後映画界にどのような影響をもたらしていくのでしょうか。解決すべき課題は何でしょうか。このセミナーでは、国内外のオンライン配信の未来及びオンライン視聴体験の展開について迫ります。
ゲストには、映画の製作のほか、マーケティングや配給などにも携わったアイラ・ドイッチマン氏を迎え映画の将来について講演をしていただきます。また、日本・中国・アメリカで映画配信を事業としている企業より代表者をお招きし映画配信の将来についてパネルディスカッションを致します。
詳細はこちらです。

なお、当日はニコニコ生放送でセミナーの様子を生放送する予定でございます。
こちらのアドレスhttp://live.nicovideo.jp/gate/lv156372183よりご覧ください。ご視聴にはニコニコ動画へのID登録(無料)が必要です。
英語の講演もありますが、字幕・吹替はつきませんのでご了承ください。

MPA/DHU フィルムワークショップ開催のお知らせ

  • 9月132013

MPA/JIMCA(日本国際映画著作権協会)とデジタルハリウッド大学は、10月20日(日)国内外の著名映画プロデューサーを招聘して「フィルムワークショップ」を開催します。 エマージング・ピクチャーズ社のアイラ・ドイッチマン氏によるプレゼンテーションやパネルディスカッションの他、「映画脚本のあらすじ」を募集し、プレゼン、審査する「シノプシス・コンテスト」も同時開催されます。 最優秀作品賞に選ばれた方には、来年の秋「ハリウッドの旅5日間」にご招待します。詳しくはこちらをご覧ください。

        

コミックマーケット84企業ブースにて「STOP!違法ダウンロード」キャンペーンを開催

  • 8月122013

日本国際映画著作権協会は2013年8月10日(土)〜12日(月)に東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された「コミックマーケット84」企業ブースにおいて「映画館における盗撮防止」と「STOP!違法ダウンロード」をテーマに啓発イベントを(一社)日本動画協会の後援で実施しました。


「違法ダウンロードしません宣言」をしてくださった来場者の方と盗撮男の撮影会
「映画館に行こう!実行委員会」が実施している映画盗撮防止キャンペーンで2007年より全国の映画館において映画本編上映直前に放映している広告映像「NO MORE 映画泥棒」のキャラクター「盗撮男」との撮影会を実施しました。

        
アニメ「てーきゅう」で活躍している「高宮なすの」役の鳴海杏子さん、「押本ユリ」役の渡部優衣さんをゲストに迎え著作権に関するミニトークショー。

トークショーでJIMCA代表取締役味村隆司は「今、上映している映画や、DVD発売直後の動画が違法にアップロードされているサイトがあります。違法なアップロード、ダウンロードによって製作会社やアーティストに正当な対価が得られなくなると、私たちが楽しみにしている新しい映画やアニメの作品を作ることが難しくなってしまいます。違法ダウンロードを続けると、大切なコンテンツに悪い影響を与えてしまう可能性があるので気を付けて!と友達に伝えて下さい。」と述べました。
        

「小倉唯のコミケニュース84 STOP!違法ダウンロード編」のコミケ限定オリジナルDVD配布
人気声優小倉唯さんがキャスター役に挑戦し「違法ダウンロード」等についてJIMCA代表取締役味村隆司と共に解説したDVDを配布しました。


  日本最大級のイベント「コミックマーケット84」には今年も3日間で約59万人(主催者発表)もの来場がありました。「STOP!違法ダウンロード」ブースにも多数の方にご来場いただき、キャンペーンは大盛況に終わりました。
イベントの内容はこちらです。

        

福岡県警察本部 サイバー犯罪対策課、朝倉警察署、うきは警察署に感謝状贈呈

  • 6月262013

福岡:2013年6月20日、当協会は、福岡県警察本部 サイバー犯罪対策課、及び朝倉警察署、うきは警察署に対して、感謝状を贈呈しました。
 当協会代表取締役 味村隆司は、福岡県警察本部を訪問し、今回の取締りに対して感謝の意を示すと共に、牧野生活安全部統括参事官兼サイバー犯罪対策課長に感謝状を贈呈しました。その後、朝倉警察署、うきは警察署を訪問し、藤野朝倉警察署長、山下うきは警察署長にも感謝状を贈呈しました。
味村は「今回の「WinMXを使用した違法アップローダー」の取締りに非常に感謝致します。ネット上では著作権侵害が軽い気持ちでおこなわれています。今回の摘発により、一般の方々に対して、著作権侵害行為が重大な犯罪だと認識されたと思います。」と感謝の意を伝えました。

 福岡県警察本部サイバー犯罪対策課と朝倉警察署、うきは警察署は、5月28日、ファイル共有ソフト「WinMX」を使用し、違法に送信可能化した著作権違反の容疑で3名を逮捕、2名を書類送検しました。逮捕されたうちの2名は、米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画作品のファイルを違法にアップロードした疑いが持たれており、「WinMX」を使用した『洋画作品』の違法アップローダーが逮捕されるのは全国で初めてです。
(事件の概要はこちらです。)



*福岡県警察本部生活安全部 サイバー犯罪対策課
        
*朝倉警察署               *うきは警察署

サイバー犯罪被害防止のための啓発ムービー作成
(京都府警察本部サイバー犯罪対策課)

  • 6月62013

京都:6月6日、京都府警察本部サイバー犯罪対策課は、産官学連携によるサイバー犯罪対策の一環としてサイバー犯罪の被害防止を呼び掛けるための啓発スポットムービーを作成したことを発表しました。
この、啓発スポットムービーはITコンソーシアム京都京都造形芸術大学の協力を得て作成されました。

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、産官学連携によるサイバー犯罪被害防止のための活動に関して積極的に参加し、協力をしていく所存です。

啓発スポットムービーはこちらからご覧になれます。
京都府警察 サイバー犯罪について(統計資料・広報パンフレット)



MPA/JIMCA、米国大使館の後援を得て「世界知的所有権の日」記念イベントを開催

  • 4月262013

東京:「世界知的所有権の日」の4月26日、(株)日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、米国大使館の後援を得て、記念イベントとしてTOHOシネマズ六本木にて、「リンカーン」上映会を開催しました。

満員の観客を前に、メインゲストのジョン・V・ルース駐日米国大使は、「この世界知的所有権の日記念上映会の前にスピーチする機会を与えてくれたJIMCAと味村代表に感謝します。映画産業は最も革新的な産業の一つであり、目まぐるしい技術の進歩には驚かされます。知的財産権はあらゆる産業にとって重要であり、新しいものを生み出すクリエーターたちは世界中で保護されねばなりません。昨年、東京国際映画祭のMPAセミナーにて発表されたMPAのレポートによると映画とテレビ産業が日本のGDPへ与える貢献は直接貢献だけで5.4兆円にも上るというものでした。このように映画とテレビの産業は日本の経済に大きく貢献しています。別のMPAのレポートでは2010年に日本の映画産業が著作権侵害行為により蒙った損害額は564億円にも上ります。皆さん、どうぞお友達に違法に動画共有サイトにアップロードされた映画を観たりしないように伝えて下さい。 あまり知られていないエピソードを一つお話ししましょう。リンカーン大統領は歴代の大統領の中でただ一人の特許権者です。偉大な政治家でありイノベーターである彼の映画を皆さん楽しんでください。」と、熱く語りかけました。
JIMCA代表取締役味村隆司は、「米国大使館の後援を得てこの上映会を開催できたことは大変名誉なことです。私たちの共通のゴールは、映画をはじめとするエンターテイメントのマーケットを拡大することです。アメリカの映画やテレビドラマは日本でとても人気があり、映画館、パッケージ、TV、Net配信等により幅広く楽しまれています。この事は日米双方の経済発展に寄与し、あらゆるクリエイターに次の作品を創造する機会を提供する事になります。皆さん、どうぞお友達に違法ダウンロードや違法なファイル共有はしないように伝えて下さい。」と述べました。
また、今回のイベントには「映画館に行こう!実行委員会」が実施している映画盗撮防止キャンペーンで2007年より全国の映画館において映画本編上映直前に放映している広告映像「NO MORE 映画泥棒」キャラクターの盗撮男とパトライト男が初出演しました。

ジョン・V・ルース 駐日米国大使 と 味村隆司MPA/JIMCA代表取締役  | 盗撮男とパトライト男

「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同対策プロジェクト」の活動の一環として 「官民一体となったサイバー教室」に参加しました

  • 4月112013

神戸:4月11日 日本国際映画著作権協会(JIMCA)代表取締役 味村 隆司が、兵庫県立御影高等学校で実施された「官民一体となったサイバー教室」において講義を行いました。
兵庫県サイバー犯罪防犯センター(兵庫県警察委託事業)が主催するこの教室では、著作権法、特に違法ダウンロードの概要のほか、最新の検挙事例等を交えて高校生がインターネットを使用する際の危険性と注意点を中心に教えられています。
JIMCAは情報共有対策分科会 代表幹事を務める「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同対策プロジェクト」の一員としてこの教室に参加し、違法に配信されているものと知って、有償で提供されている映画や音楽を私的使用の目的でダウンロードする行為、いわゆる「私的違法ダウンロード」に罰則が科されることを解りやすく解説しました。
また、参加した380名の1年生と教職員には、JIMCAが「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同対策プロジェクト」の活動の一環として作成した啓発資料(クリアファイル)が直接配布されました。

「世界知的所有権の日」記念上映会を開催します

  • 4月112013

日本国際映画著作権協会では4月26日(金)の「世界知的所有権の日」を記念して、TOHOシネマズ六本木において「リンカーン」の記念上映会を実施いたします。
同日は米国大使館からの来賓によるスピーチも予定しております。
詳細はこちらです。

ご興味のある方は下記の映画情報サイト等よりご応募ください。

ぴあ映画生活
Movienet
シネマトピックスオンライン
シネマトリビューン
movie highway

「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同対策プロジェクト」を支援

  • 4月12013

神戸:3月18日 日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、サイバー空間の課題や問題点を官民一体となって考える「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同対策プロジェクト」に参画し、その取組みの一環として、児童・生徒向けの教育・啓発用クリアファイルを作成しました。
クリアファイルには、違法に配信されているものと知って、有償で提供されている映画や音楽を私的使用の目的でダウンロードする行為、いわゆる「私的違法ダウンロード」に罰則が科せられることや、インターネット上の情報は消すことが難しく、安易に個人情報等を書き込んだりすると犯罪の被害にあったり、将来にわたって生活に影響を及ぼす可能性があることを分かりやすく記載しております。
クリアファイルは、平成25年4月から兵庫県警察が民間事業者に委託して実施している「サイバー犯罪被害防止教室」等において、児童・生徒等に直接、配ることとしております。

<活動支援へのコメント>
サイバー空間では、違法・有害情報が氾濫するなど、今や県民生活の脅威となっています。 兵庫県では、サイバー空間の脅威に的確に対応するため、県警察が主導となり官民一体となった対策を講じる「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同対策プロジェクト」を立ち上げたところであります。
 プロジェクトでは、サイバー空間で行われる犯罪の発生状況を把握して、情報を共有するとともに、その対策も検討したうえで、県民に広く教育・啓発するなどの取組みを行うものであります。
 その活動の一環として、今回「日本国際映画著作権協会」において、啓発用クリアファイルを作成していただきましたので、県警察が民間事業者に委託して運営しております「兵庫県サイバー犯罪防犯センター」が開催する学生などを対象とした「サイバー犯罪被害防止教室」などで配布するなどして、効果的に啓発することを考えております。
貴会の協力に深く感謝するとともに、今後とも引き続き、ご支援、ご協力をお願い申し上げます。
平成25年4月1日
兵庫県警察本部生活安全部
サイバー犯罪対策課長 宮根 正憲



「第9回日本橋ストリートフェスタ2013」において「STOP!違法ダウンロード」をテーマに啓発イベントを実施

  • 3月252013

大阪:3月24日 日本国際映画著作権協会(JIMCA)は大阪市浪速区で実施された「第9回日本橋ストリートフェスタ2013」において「STOP!違法ダウンロード」をテーマに啓発イベントを実施しました。
本年で9回目となる同フェスタには、主催者発表で23万人もの人々が訪れ、大いに盛り上がりました。 北ステージでは、JIMCA代表取締役・味村隆司は、地元出身のアイドルグループとのクイズなどで、音楽・映像の違法ダウンロードについて、解りやすく解説したほか、アイドルグループのパフォーマンスステージも開催しました。(出演:NEP She☆Stars、Fun×Fam)

北ステージ
また、ブースも設け同警察本部サイバー犯罪対策室とJIMCAが共同で作成したアイドルグループの写真入り教育・啓発用クリアファイルを配布したほか、ご当地アイドルとのふれあいイベントなども開催しました。
啓発イベントには大阪府警察本部、大阪府浪速警察署及び不正商品対策協議会のご後援を頂き、違法に配信されているものと知って、有償で提供されている映画や音楽を私的使用の目的でダウンロードする行為、いわゆる「私的違法ダウンロード」に罰則が科されること等を訴えかける事が出来ました。

JIMCAブース

大阪府警察本部主催の「サイバー犯罪被害防止キャンペーン」に参加

  • 3月172013

大阪:3月17日 日本国際映画著作権協会(JIMCA)はインターネットを使用した犯罪を防止するために大阪府警察本部 サイバー犯罪対策室及び曽根崎警察署が主催した「サイバー犯罪被害防止キャンペーン」に参加しました。
阪急百貨店うめだ本店 祝祭広場で実施されたこのキャンペーンでJIMCA代表取締役・味村隆司は人気漫才師のかつみ・さゆりさんとの啓発トークで、違法に配信されているものと知って、有償で提供されている映画や音楽を私的使用の目的でダウンロードする行為、いわゆる「私的違法ダウンロード」に罰則が科されることを解りやすく解説しました。
また、会場では同警察本部サイバー犯罪対策室とJIMCAが共同で作成した教育・啓発用クリアファイルを配布しサイバー犯罪被害防止を呼びかけました。 このクリアファイルは、本年4月より大阪府警察本部が実施する一般企業向け「サイバー防犯教室」等でも参加者に直接配られます。

「第9回日本橋ストリートフェスタ2013」にて「STOP!違法ダウンロード」啓発イベ ントを開催します

  • 3月132013

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は2013年3月24日(日)に大阪市で実施される「第9回日本橋ストリートフェスタ2013」に「STOP!違法ダウンロード」をテーマに啓発イベントを実施します。
北ステージでは、音楽・映像の違法ダウンロードについて、地元出身のアイドルグループとクイズなどで解りやすく解説するほか、アイドルグループのパフォーマンスステージも開催します。
また、ブースも設け啓発グッズの配布、ご当地アイドルとのふれあいイベントなども行う予定です。
皆様の参加をお待ちしております。

北ステージ 「STOP!違法ダウンロード」啓発イベント
第1部 12:15〜12:45(出演:NEP She☆Stars)
第2部 14:10〜14:40(出演:Fun×Fam)
出演:NEP She☆Stars、Fun×Fam
主催:日本国際映画著作権協会(JIMCA)
後援:大阪府警察本部 大阪府浪速警察署
   不正商品対策協議会

第9回日本橋ストリートフェスタ2013 公式サイト

ファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反事件
全国集中一斉取締まりの実施について

  • 2月222013

不正商品対策協議会(ACA)

社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS)
一般社団法人 日本映画製作者連盟 (MPAJ)
一般社団法人 日本映像ソフト協会 (JVA)
一般社団法人 日本音楽著作権協会 (JASRAC)
日本国際映画著作権協会 (JIMCA)
一般社団法人 日本レコード協会 (RIAJ)
BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス(BSA)


不正商品対策協議会(ACA)に入った連絡によると、全国の47都道府県警察は、ファイル共有ソフト等を通じた、映画、音楽、アニメ、ゲーム、ビジネスソフトなどの著作権法違反事件について、平成25年2月19日から21日までの間に集中一斉取締りを実施し、全国で124箇所を捜索、27人を逮捕(2月22日午後18:00現在)しました。
このうち、ACA加盟団体に係わる事件概要につきましては、下記に記載した各団体にお問い合わせいただくか、各団体ホームページをご参照ください。
ファイル共有ソフトを使用した著作権法違反の集中一斉取締りは、平成21年から実施され、今回が4回目となります。平成23年12月の一斉取締りは47都道府県すべての警察で行われ、その後同種事犯の効果的な取締りが全国で継続されてきました。
なお、ACA会員の各団体では、このほかに「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」が実施する啓発メールの送付活動にも参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対して、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。 ACAは今後とも、警察庁をはじめ関係各省庁と緊密に連携しつつ不正商品の排除と知的財産の保護に向けた活動を推進してまいります。

【参考1】
■不正商品対策協議会 (ACA:The Anti-Counterfeiting Association)
URL:http://www.aca.gr.jp/

【参考2】
■警察庁 広報
「全国47都道府県警察によるファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反事件の一斉集中取締りの実施について」
URL:http://www.npa.go.jp/cyber/warning/h25/130222.pdf

■警察庁 平成19年度総合セキュリティ対策会議報告書
「Winny等ファイル共有ソフトを用いた著作権侵害問題とその対応策について」
URL:http://www.npa.go.jp/cyber/csmeeting/h19/pdf/pdf19.pdf

■ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)
URL:http://www.ccif-j.jp/

■各事件について
・コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
URL:http://www2.accsjp.or.jp/
広報担当・太田 電話:03-5976-5175
・日本映像ソフト協会(JVA)
URL:http://www.jva-net.or.jp/
広報担当・高木 電話:03-3542-4433
・日本音楽著作権協会(JASRAC) 
URL:http://www.jasrac.or.jp/
広報担当・北沢 電話:03-3481-2164
・日本国際映画著作権協会(JIMCA)
URL:http://www.jimca.co.jp/
広報担当・村上 電話:03-3265-1401
・日本レコード協会(RIAJ)
URL:http://www.riaj.or.jp/
広報担当・米内 電話:03-5575-1305


■本ニュースリリースに関するお問い合わせ:
・一斉取締りについて(不正商品対策協議会/ACA事務局)
日本映像ソフト協会 広報担当・佐藤、高木 電話:03-3542-4433


埼玉県警サイバー犯罪対策課がShareへの違法アップロード者を逮捕。

埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課と西入間警察署は、P2Pファイル共有ソフト『Share』上にMPA加盟映画会社の作品等の映画ファイルを違法にアップロードしたとして、神奈川県川崎市の40歳の男性を2月19日に逮捕しました。
警察によりますと、2月1日に男性の自宅の家宅捜索を行い、部屋からパソコン4台、HDD2台などを押収、解析を行った結果、男性の容疑が固まった為、19日に逮捕されました。
押収されたパソコンや外付けHDDの中には約1,650もの映像ファイルが保存されていました。男性は警察の調べに対し容疑を認めています。
なお、この事件は『ファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反事件 全国集中一斉取締り』の一環としておこなわれました。



*押収されたパソコン等

MPAの提供により、トロップフェスト・ニュージーランドの優勝者がハリウッドへ

  • 1月282013

ニュージーランド/シンガポール:2013年1月27日、デイヴ・スミス氏はこのほど、ニュージーランドで開催された世界最大級のショート・フィルムの祭典「トロップフェスト(Tropfest)」で最優秀賞を受賞し、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)及びニュージーランド著作権窃盗反対連盟(NZFACT)の提供により、ハリウッドへの旅が授与され、映画業界の首脳陣やプロデューサー陣の他、ロスアンゼルスを拠点とする映画関連団体と面会する機会を手に入れました。

ニュープリマスのブルックランドTSB野外音楽堂で開催されたニュージーランドのトロップフェストで、デイヴ・スミス氏の短編フィルム「Cappuccino Tango(カプチーノ・タンゴ)」は、この夜訪れた審査員団や何千もの映画ファンを魅了しました。観客の熱い支持を受けたスミス氏のミュージカルフィルムは、とあるカフェで嫌味なコーヒー愛飲家達に囲まれ、疎外感に包まれながらもカフェイン抜きのコーヒーを注文する二人が恋をみつけることを描いた作品です。

この最優秀賞は審査員のジョン・バーネット氏によって進呈され、氏はまた、この受賞作品に対して、「本フィルムはまさに観客を満足させた作品であり、全ての面において納得させられる作品でもありました。このようなコンテストにおいて、観客を虜にする作品が出品されることは実に最高です。この作品の中では面白い驚きが幾つかの場面でみられ、今までのショート・フィルムで見られない手法が使われていました。本当にこの祭典は素晴らしいです。トロップフェストのようなコンテストに参加することで、参加者らはその熱意や意欲、映画界入りしたいという願望を証明しているのです。参加者らはこれらの作品を製作するにわたり、報酬を得ることもなく、自分達の持っている限られたリソースや資金で製作を行っているのです。今夜目にしたものは実に感嘆すべきものでした」と賛辞の言葉を捧げました。

優勝した監督 デイヴ・スミス氏は、「自分の名前が呼ばれた時は、まったく信じられない気持ちでいっぱいでした。この作品に対して、皆さんから良い反響を得られた時は嬉しかったのですが、他の作品を観た時、『これは絶対手強いコンテストになる』と悟りました。私は監督であるが、この作品はまさにチームワークの賜物であると言わざるを得ません。LAに行けることは、貴重な経験を得られると同時に、非常に楽しみにしています」とコメントしました。

トロップフェスト・ニュージーランド大使である俳優のマーティン・ヘンダーソン氏は、「今回MPAから贈与されたLA行きの最優秀賞で得た注目や経験が糧となり、映画製作者としてのキャリアが開花し、今後、スミス氏がニュージーランドや海外においても、成功した作品を多く産み続けていくことを願っています」と述べました。

トロップフェストの主宰 ジョン・ポルソン氏は、「我々にとってトロップフェストの目的とは、前途有望な新進映像作家を評価し、彼らのキャリアを発展させる“飛躍の場”となることです。すばらしいことに、参加者らの作品の質の高さ、物語る上での多様な才能、ストーリーを伝えるための積極さにはいつも驚かされます。まさに今回、ここ、ニュージーランドでそれを体験いたしました。スミス氏は、まさにニュージーランドを代表する卓越した人材であり、今後、映画業界において前途有望なキャリアが待っているに違いないと私は確信しております。MPAとNZFACTに授与して頂いたLA行きの切符は、優勝者にとって計り知れないほど貴重な経験となることでしょう。ここニュージーランドやこの地域で活躍するクエイティブな人材をご支援下さいました両団体に感謝いたします」と述べました。

NZFACTの理事長 トニー・イートン氏は、「このような素晴らしいイベントを実行し、ニュージーランドにおいて、ショート・フィルム製作の知名度を広げて下さったタラナキ・アーツ・フェスティバル・トラスト(Taranaki Arts Festival Trust)に賞賛を送りたいと思います。ニュージーランド人映像作家のキャリアを序盤から応援できたこと、大変嬉しく思っており、また、観客のために今後、素晴らしいエンターテイメントを製作できる人材がここに大勢いることが今回のトロップフェストで証明されました。スミス氏の作品は、数多くの優秀な作品の中でも特に際立っており、今年の後半に予定されているロスアンゼルスへの旅を機に、映画業界で成功したキャリアを築くことができるよう願っています」と述べました。

「Cappuccino Tango(カプチーノ・タンゴ)」や他のトロップフェスト・ニュージーランドの作品をご覧になりたい方はこちらをクリックして下さい:

2012年12月13日、トロップフェストの創立者 ジョン・ポルソン氏は、アジアにおける映画館運営会社や映画配給会社のための最大級コンベンション「シネアジア」にて、アジア太平洋著作権教育者(ACE)アワードを受賞しました。ポルソン氏の作品はスクリーンコンテンツの大切さについて、また、著作権に関しても映画製作者達、とりわけ新進製作者達のためにも強固たる枠組みを設ける必要があると啓発し、その認識を広めたとしてこのアワードを授与されました。

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トロップフェスト(Tropfest)について:
トロップフェストは世界最大級のショート・フィルムの祭典です。20年前に誕生し、シドニーのカフェ「The Tropicana(ザ・トロピカーナ)」で開催され、たった1本100ドルのショート・フィルムと200人の観客がこの祭典の始まりでした。今日、このオーストラリアのフリーイベントには、15万人を超える映画ファンが毎年会場を訪れ、その他にもテレビや他の方法を通じて全国的にも生中継されており、更に何十万もの人々がこの祭典を視聴しています。トロップフェストは現在、ニュージーランドやアラビア地域に加え、その他の地域でも開催されており、今後、中国や東南アジアの他、それ以外の地域でも開催される予定です。2012年においては、アメリカ合衆国でトロップフェスト・ラスベガスとトロップフェスト・ニューヨークが開催されました。

この祭典は過去20年間にわたり、台頭する映画製作者が躍進できる最もエキサイティングな場の一つとして注目を集めてきました。また、当祭典は、国際映画界における多くの著名団体が支援を行っていることでもよく知られており、ヒュー・ジャックマン氏、リーヴ・シュレイバー氏、ラッセル・クロウ氏、ニコール・キッドマン氏、ジェフリー・ラッシュ氏、チャールズ・ランドルフ氏やアンソニー・ラパーリア氏らがトロップフェスト・アメリカの公式大使を務めています。トロップフェストのYouTubeチャンネルは、1,100万以上の視聴者数を獲得しており、内およそ40%の視聴者はアメリカからアクセスしています。当チャンネルは、過去の祭典で上映されたトップ作品を掲載しており、映画ファンに視聴できる機会を提供しています。ご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

P2Pファイル共有ソフトによるコンテンツ不正流通の抑止に係る総務省実証実験への協力について

  • 1月282013

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、総務省が実施する、「P2Pファイル共有ソフトを用いて権利者の許諾を得ずにアップロードされているコンテンツをダウンロードしようとするユーザに対する注意喚起・啓発活動の実用性等について検証することを目的とした実証実験」に、他の権利者団体等と共に協力しております。

P2Pファイル共有ソフトのネットワークには、著名コンテンツの侵害ファイルが多数放流されており、実証実験ではそれら著名コンテンツのファイルと名称は同じであるが、内容は注意喚起文であるファイルがアップロードされます。違法ファイルのダウンロードを試みるユーザへ侵害ファイルの代わりに注意喚起文を届ける事で、著作物の無許諾アップロード及びダウンロードの違法性に関する意識向上を図るものです。

■総務省 リリース
P2Pファイル共有ソフトによるコンテンツ不正流通の抑止に係る実証実験の実施」(平成25年1月25日)

山形県警察本部 生活安全部生活環境課、山形警察署に感謝状贈呈

  • 1月252013



*左:山形県警察本部 渡辺生活環境課長   右:JIMCA味村
2012年8月28日、弊協会は、山形県警察本部 生活安全部生活環境課、及び山形警察署に対して、感謝状を贈呈しました。

 昨年1月、弊協会のネットパトロールにおいて、ネットオークションサイトで海賊版DVDの販売を確認、山形県警察本部 生活安全部生活環境課 サイバー犯罪特捜係に取締りを要請した所、5月に山形県警察本部 生活安全部生活環境課、及び山形警察署 生活安全課により山形市内の被疑者自宅の捜索が行われ、同日、被疑者が逮捕されました。その後被疑者には罰金30万円の有罪判決が下りました。
 これに対し、8月28日、山形県警察本部 生活安全部生活環境課を当協会代表味村隆司が訪問、感謝の意を示すと共に、渡辺生活環境課長に感謝状を贈呈しました。また同日、山形警察署へも訪問、山形署長に感謝状を贈呈しました。
 弊協会の活動において警察への協力は不可欠であり、今後も警察のご理解・ご支援のもと、著作権保護活動に取り組んで行きたいと考えております。
(事件の概要はこちらです。)