「I P Movie Night 2025」上映会を開催しました 2025年4月17日
モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)と日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、4月26日の「世界知的財産の日」記念イベントとして、米国大使館の後援、世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所とワーナー・ブラザース映画の協力を得て、映画「ミッキー17」(日本公開2025年3月28 日(金))の記念上映会を4月17日に開催しました。
知財関係の皆様や知財を学ぶ学生たち、世界8か国から来日し日本の大学院で学ぶ留学生、在日アメリカ大使館はじめ10か国の大使館員とご家族等をご招待させて頂きました。
映画上映前のイベントでは、モーション・ピクチャー・アソシエーション アジア太平洋地域プレジデント&マネージング・ディレクター ウルミラ・ベヌゴパランの歓迎の挨拶に続き、エヴァン・フェルシング在日米国大使館 経済・科学担当公使、澤井 智毅 世界知的所有権機関 日本事務所 所長、 ワーナー・ブラザース映画 営業部 児島浩史 様 よりスピーチを頂き、多くの人達に知的財産権の大切さを感じて頂きました。
最後に、映画「ミッキー17」配給元のワーナー・ブラザース映画 営業部 児島浩史様より公開秘話を話して頂きました。
モーション・ピクチャー・アソシエーション
アジア太平洋地域プレジデント&マネージング・ディレクター
ウルミラ・ベヌゴパラン 挨拶 概要
ミッキー17の特別上映会を実現させてくださった素晴らしいパートナー、在日アメリカ大使館、世界知的所有権機関、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーに心より感謝申し上げます。
モーション・ピクチャー・アソシエーションを代表して、このイベントに皆様をお迎えできることを光栄に思います。
私たちは映画を楽しむだけでなく、未来を形作るイノベーションとイマジネーションの力を祝福するためここに集まりました。
知的財産権の保護は不可欠です。この保護があるからこそ、クリエイターは成功し、彼らのストーリーを世界中の観客に届けることができるのです。
今夜上映する映画は、グローバルなクリエイティブ・コラボレーションの象徴です。このようなストーリーを可能にするアイデアと権利に敬意を表し、世界知的財産デーを祝いましょう。 ありがとうございました!

アジア太平洋地域プレジデント&マネージング・ディレクター
ウルミラ・ベヌゴパラン
エヴァン・フェルシング
在日米国大使館 経済・科学担当公使 ご挨拶 概要
『ミッキー17』特別上映会への歓迎をありがとうございます。
モーション・ピクチャー・アソシエーションが主催する年に一度の祭典に、再び参加できることを嬉しく思います。
このイベントは、クリエイティビティとその保護がいかに私たちの日常生活を形作っているかを思い起こさせてくれます。 私たちが鑑賞する映画から、ストリーミングで聴く音楽、使用するアプリに至るまで、知的財産は至る所に存在しています。 知的財産はイノベーションを促進し、クリエイターに力を与え、経済成長を促進する。
それは、何千人ものアーティスト、デザイナー、作家、エンジニア、そして夢想家たちの作品を表しているのです。 私たちが彼らの作品を保護することは、重要な物語が語られ続けることを保証することにつながるのです。
著作権と知的財産の重要性にスポットを当て続けてくれたモーション・ピクチャー・アソシエーションに心から感謝します。皆さん、映画をお楽しみください!

澤井 智毅
世界知的所有権機関 日本事務所 所長 ご挨拶 概要
本日は「世界知的財産の日」を記念した上映会にご招待をいただき、誠にありがとうございます。主催のモーション・ピクチャー・アソシエーション、そして後援の在日米国大使館の皆さまに、心より感謝申し上げます。
「世界知的財産の日」は、知的財産制度が創造性とイノベーションを支え、私たちの社会や文化、経済の発展に大きく貢献していることを広く伝えるために設けられました。
中でも、映画や音楽をはじめとしましたコンテンツ分野の世界市場は、いまや石油化学産業や半導体産業を超える大きなものとなっています。この発展に、クリエイターの情熱と努力を守る、知的財産制度が果たした役割も少なくありません。
WIPO日本事務所は、来週23日にも、記念イベントを開催します。本日のこの素晴らしい上映会とともに、一連のイベントが知的財産制度の役割を考える機会になればと願いつつ、私の挨拶に代えさせていただきます。

