日本国際映画著作権協会-JAPAN AND INTERNATIONAL MOTION PICTURE COPYRIGHT ASSOCIATION,INC.-

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知的財産権と映画を学ぶ大学生対象に「Summer Cinema Workshop 2016」を開催しました。 2016年8月11日

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日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、米国大使館、全国興行生活衛生同業組合連合会の後援、ワーナー・ブラザース映画の協力得て、大学生を対象に知的財産権の重要性とアメリカ映画の普及を目的とした「Summer Cinema Workshop 2016」をTOHOシネマズ 六本木ヒルズと六本木ヒルズクラブにて開催しました。 
ワークショップには、大学にて知的財産権に関しての講座、映画関連の講座を履修している学生、100名が参加しました。
学生たちは午前中に 2016年9月10日 日本公開予定の新作映画『スーサイド・クワッット』(配給:ワーナー・ブラザース映画)の特別試写会に参加しました。
午後からは会場を六本木ヒルズクラブに移し、米国大使館 文化・交流担当官 デール・クライシャー様、デジタルメディア コーディネーターの糸井 恵様、明治大学 情報コミュニケーション学部 今村 哲也 准教授、ワーナー・ブラザース映画 マーケティング本部 部長の小杉 陵 様の講演会に参加しました。

講演概要
米国大使館 文化・交流担当官 デール・クライシャー 様
「米国政府、大使館が考えるPublic Diplomacy=広報とは自分が広めようとしているコンテンツに尊厳を持つ事がまず重要である。また、多様性のある受け手、ターゲットが何を求めているかを知る事が大切であり、効果的な広報には受け手にどう伝わるかをまず考える事である。」との内容を、米国大使館 広報用のゆるキャラ「トムくん」の画像を交えて解り易くお話し頂きました。

米国大使館 デジタルメディア コーディネーター 糸井 恵 様
「現代ではニュースや情報を得るソースはソーシャルメディアに移行している。米国大使館もFacebookのページを運用しており、キャロライン・ケネディー大使も自身で撮影した動画をアップし、日本の皆さんに興味を持ってもらえるようにしている。 ゆるキャラ「トムくん」もツイッターで呟き、別アカウントからリツイートして注目してもらうように努力をしている。」と具体的なお話を頂きました。インターンの募集もFacebook上でされているようです。

明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授 今村 哲也 様 
「映画産業に於いては、知的財産権、著作権等の権利を守るルールが大切である。動画配信サイトに於ける違法アップロード等は映画産業に多大なダメージを与える。今回のワークショップを通じて、大切な映画産業を守る著作権の重要性について再確認して欲しい。」と知的財産権の重要性を解り易くお話し頂きました。

ワーナー・ブラザース映画 プロダクト・マネージメント マーケティング本部 部長 小杉 陵 様
「『スーサイド・クワッット』は、アメリカでは公開後、間もなく、興行収入1億3510万USDで動員数1位となり、ハリウッドの映画雑誌によると、初日動員数の46%が女性であったというユニークな映画である。今のアメコミ映画のトレンドとして興行収入を伸ばしているのは10~20代である。映画は「楽しい・意外性・共感できる設定」が大切。今後の広報はツイッターを中心に話題作りをして、ツイート数を増やして行きたい。」とのお話を頂きました。

講演の後、学生たちは、講演にて学んだ「効果的な情報伝達」「知的財産権の重要性」「映画宣伝のトレンドとターゲティング」をベースに、知的財産権の重要性を含めた『スーサイド・クワッット』の宣伝文作成ワークショップに参加しました。

ワークショップには日本テレビ放送網㈱ 日テレラボ ゼネラル・プロデューサー 奥村 誠治 様をメインアドバイザーに、ワーナー・ブラザース映画 小杉 陵 様、スーパーバイザー 水足 貴治 様、映画宣伝会社 ㈱マンハッタンピープル 代表取締役社長 菅野 陽介 様、映画WEB宣伝会社 ㈱ガイエ 共同代表 近藤 雅一様、プロモーション・プランナー 小山 晃弘 様など、映画宣伝のプロフェッショナルにアドバイザーをお願いしました。

大学生たちは、次々にプロフェッショナルのアドバイスを受けながら活発な議論を交わし、独自の『スーサイド・クワッット』宣伝文を知的財産権の重要性を含めて作成しました。
最後に、学生たちは『スーサイド・クワッット』の宣伝プラットフォームでもある Webシステム「KAKUSAN」を通して、自らが運営するソーシャル・ネットワークに宣伝文をアップロードしました。 学生たちのSNSの友達、フォロワーは合計で50.000人以上を数え、アップ開始後、20分以内に17.500人を超えるフォロワーに拡散しました。 
それぞれのリアクションを含め、若い世代を中心にアメリカ映画を通じて知的財産権、著作権の重要性をシェアすることができました。

メインアドバイザーをお願い致しました日本テレビ、奥田 誠治様からは「映画は皆が一番楽しめる文化。宣伝はとても大事でどんな良い作品でも宣伝が悪ければお客は来ない。 今日は若い学生さんと接することが出来て良かった。皆様には、ぜひ映画の仕事に携わって欲しい。」と若い世代へのコメントを頂きました。
ワークショップに参加した明治大学 法学部3年生は「SNSを使用した広報・宣伝活動が各国政府や企業に利用されていること、また それらのターゲティングについても学ぶことが出来ました。 映画産業を始め、知的財産権を産業構造の基軸に持つ業界に対する理解を深めました。」とコメントしました。