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世界知的所有権機関(WIPO)の知的財産権エンフォースメント研修で講義を行いました

  • 12月122014

12月12日 日本国際映画著作権協会(JIMCA)代表取締役味村隆司が、WIPO Training Course on the Enforcement of Intellectual Property Rights(WIPO知的財産権エンフォースメント研修コース)で講義を行いました。
この研修コースはTRIPS協定第 3部「知的財産権の行使」で定められている知的財産権のエンフォースメントに関する最低要求とフレキシビリティの検討と議論を通じて知的財産権の尊重を推進するためのもので、12カ国から24名の裁判官と検察官が参加しました。
JIMCAが日本国内で実施している最新のエンフォースメント、特に著作権侵害に対する法執行機関と権利者間の協力等について解りやすく解説しました。
講義の後にはパネルディスカッションも行われ、聴講者からは日本の国家訴追主義や親告罪の運用、著作権侵害事件の実際の量刑の程度等に関して質問が寄せられるなど、活発な質疑が交わされました。


*WIPO知的財産権エンフォースメント研修コース      

東京都小平市立小平第十一小学校で「著作権授業」を開催しました

  • 11月282014

10月30日、東京都小平市立小平第十一小学校にて5年生の児童を対象に「著作権授業」を開催しました。日本国際映画著作権協会のスタッフが講師を務め、早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻の学生が進行役を務めました。

著作権授業は、前半のクイズラリーと後半のグループ討論の二部に分かれて構成されており、2時限を使わせて頂いています。 授業の前半は、体育館にて「これはホンモノ?ニセモノ?クイズラリー」を行い、児童たちは人気映画DVDやアニメキャラクターのおもちゃ等の真贋を当てる6問のクイズに挑戦しました。身近なものがクイズの対象になっており、子供たちは真剣に取り組んでいました。全問に正解する児童もいました。

後半は、小学生の身近に起こり得る著作権問題についてグループ討論を行いました。クラスごとに「友達の絵を内緒で小平市のコンクールに応募してあげたら、最優秀賞に選ばれ友達には賞品が贈られた。」というケースが著作権法上、問題あるかどうか等を討論、勝手に応募された友達の気持ち等に関して活発なグループ討論が行われました。 子供たちからは「他人の作品を使ったり、参考にしたりする時は相手の許可が要るのでは?」等の意見が出されました。結果はグループごとにまとめられ、代表の数人が発表しました。最後に講師の当協会スタッフが著作権問題についてわかりやすく解説を行いました。

今回の著作権授業に関して5年生を受け持つ藤原先生より、「特に今回の授業では、ニセモノが出回ると次の作品を作ることをできなくなる。という部分が印象に残りました。児童たちは多くの映画やゲームなどの次回作を待ち望んでいると思います。小学校5年生という時期にこのような視点から著作権を学習できたことは大変良かったと思います。」とのコメントを頂きました。
著作権に関する教育は学習指導要領に入っておりますが、学校によってはその対応にご苦労があると思われます。当協会と致しましては、若い世代をターゲットに著作権をはじめ、知的財産権を尊重する思想を持って頂くため、各学校の事情に応じた著作権教育のお手伝いを目的に、一昨年より全国各地の小学校へ出張して開催する「著作権授業」を年間5〜6校を目途に実施しています。


    

甲南大学 経済学部にて「映画配信ビジネスと著作権」に関して講義を行いました

  • 11月252014

11月20日 日本国際映画著作権協会(JIMCA) 代表取締役 味村 隆司が、甲南大学経済学部において講義を行いました。
林 健太 准教授が主催する講座において、今回の講義は「ネットワークエコノミクス2」の「コンテンツビジネス 映画・アニメ業界」に関連し、映画業界の最新事情に関して「映画の製作委員会と著作権、収入の分配」「映画の二次利用の形態」「映画の著作権侵害と対策」をテーマに実施され、経済学部3年次以上の約120名が受講しました。

講義の後に聴講した生徒から、パッケージソフトの売上げ減少と配信市場の拡大に関する関連性に関して等に質問が寄せられました。
今回の講演に関し、林 健太 准教授からは、「非常に有意義な講演をして頂きました。今回の講義でお話頂いた内容は、社会の第一線で活躍されている方の見識をダイレクトに学生たちに習得させるという本学の方針に合致したものです。特にコンテンツのデジタル化と著作権の関係、ウィンドウ戦略や製作委員会の話などを解りやすく解説して頂き、学生達の理解も深まったと思います。」 とのコメントを頂きました。

    
*講義風景                 | *当協会 味村と甲南大学 林 健太 准教授

海賊版DVD販売業者を現行犯逮捕
(大阪府警察本部生活安全特別捜査隊他)

  • 11月112014

大阪府警察本部生活安全特別捜査隊と西成警察署など11警察署は11月5日、大阪市西成区内にて海賊版DVDを販売する露店を一斉に捜索し、DVD販売業の男女合計10名を著作権法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
大阪府警は捜査員76名を投入し、これらの海賊版DVD販売店から米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画海賊版など合計で5,906枚もの海賊版DVDを押収しました。陳列されていたDVDの中には劇場公開中にもかかわらず違法に複製された最新映画の海賊版もあり、同府警では今後、仕入先など販売ルートの解明を進めていく方針です。
現在、当該地区は大阪市が推進する西成特区構想において、小中一貫校の開設が計画されるなど教育振興策に力が入れられています。違法品を販売する店舗に対しては近隣住民や付近の施設など多方面からの苦情が西成署に寄せられており、同府警では取締を強化していました。

第27回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画と資金 - 終わらないドラマ」を開催しました

  • 10月292014

日本国際映画著作権協会では10月27日(月)に第27回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画と資金 - 終わらないドラマ」を米国大使館、(一社)映画産業団体連合会の後援で開催しました。
ご来賓として、キャロライン・ブービエ・ケネディ 駐日米国大使、横尾 英博 内閣官房 知的財産戦略推進事務局 事務局長にご挨拶を賜り、海外にご出張中の甘利 明 経済再生担当大臣にもメッセージを頂戴いたしました。


   *左から:横尾英博氏 内閣官房知的財産戦略推進事務局 事務局長;デヴィッド・パットナム氏; キャロライン・ブービエ・ケネディ駐日米国大使; クリストファー・J・ドッド米国映画協会 会長 兼 最高経営責任者; 椎名 保TIFFディレクター・ジェネラル;遠山友寛弁護士              

    
*クリストファー・ドッドアメリカ映画協会会長 | *キャロライン・ブービエ・ケネディ駐日米国大使
続いてクリストファー・J・ドッド 米国映画協会 会長 兼 最高経営責任者が登壇し、世界的な映画プロデューサーであるデヴィッド・パットナム氏を紹介しました。

アカデミー賞を受賞した「炎のランナー」をはじめ「ミッション」「キリング・フィールド」「小さな恋のメロディ」など数々の作品をプロデュースしたデヴィッド・パットナム氏には「映画と資金−終わらないドラマ」とのテーマで講演をしていただきました。
パットナム氏は講演の中で「デジタル化やインターネットのさらなる進化により、映画は製作面でも配給面でも新たな展開期を迎え、その未来は無限の可能性を秘めている。」と映画と製作資金の関係の変化、21世紀の映画製作に影響を及ぼすファクター、とりわけデジタル時代における変化を解説しました。

後半は、TMI総合法律事務所 遠山友寛弁護士をモデレータに会場及びビデオレターを使用してアジア各国より寄せられた質問にパットナム氏が返答する形式でQ & Aセッションを実施しました。
会場からは「東京では2020年にオリンピック、パラリンピックが控えています。今回の来日をきっかけに何か日本を題材にした映画作成のアイデアは浮かびましたか?」等 多数の質問が寄せられました。

当日は、ニコニコ生放送、FC2LIVEでも生中継でセミナーを配信し、たくさんの人に視聴していただきました。セミナー会場には映画関係者を中心にほぼ満員のご来場を頂きました。

デヴィッド・パットナム氏の講演の原稿はこちらからご覧いただけます。


第2回MPA/DHUフィルムワークショップ 開催
〜映画脚本シノプシス(あらすじ)コンテスト〜 ピッチ審査により最優秀作品賞を選出

  • 10月272014

MPA/JIMCA(株式会社日本国際映画著作権協会)とデジタルハリウッド大学は、10月26日(日)、アカデミー賞受賞10回に輝く著名映画プロデューサー、デヴィッド・パットナム氏、国内外の著名映画監督・俳優・脚本家・プロデューサーを招聘して「第2回MPA/DHUフィルムワークショップ」(東京国際映画祭提携企画・米国大使館後援)を、デジタルハリウッド大学駿河台キャンパス内の駿河台ホールにて開催いたしました。

「キリング・フィールド」(1984年)、「炎のランナー」(1981年)、「ミッドナイト・エクスプレス」(1978年)などのプロデュースで知られるデヴィッド・パットナム氏によるキーノート・プレゼンテーション「映画におけるストーリーテリング」は、パットナム氏の映画製作の歴史を紐解きながら、感銘を受けた作品なども紹介して、鑑賞後に何時間も観た者同士がその映画について語り合える映画の素晴らしさを解説しました。
パットナム氏のご子息で、世界的な作曲家であるサーシャ・パットナム氏がパットナム氏の生んだ名作4作品のテーマ曲をピアノで生演奏し、会場を盛り上げました。そして最後にパットナム氏は、会場の若手クリエーターたちへ、自分らしさを大事にして自信を持って前へ進むようにとのエールを贈り、イギリス映画名作百選のクリップ上映で幕を閉じるという、エンターテイメント満載の内容でした。

        

国内外の著名映画監督、脚本家、プロデューサーによる「ストーリー」をテーマとしたパネルディスカッションでは、モデレーターに映画プロデューサーであり、弁護士でもあるルーカス・オリバーフロスト氏、パネリストとして、デヴィッド・パットナム氏、映画監督の中島良氏、脚本家・舞台演出家の岡本貴也氏、映画業界のみならず多方面で活躍されているコンサルタントのマーク・フォティ氏にご登壇頂き、活発に意見が交わされました。

午後からは、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア代表としても活躍されている、俳優の別所哲也氏に「ストーリーテリングの構築」に関してプレゼンテーションをして頂きました。別所氏は「短編映画においては、短い限られた時間内でどのようにストーリーテリングを構築するかが作品の優劣を決める」と、ストーリーテリングの重要性を語りました。会場の約50名の聴講者は、どの講目にも熱心に聴き入り、また質問の際には活発に手を上げて、貴重な聴講の機会を有意義なものにしようとの姿勢が窺えました。

第2回となる「シノプシスコンテスト」では、事前審査によりベスト20に選ばれた応募者が5名ずつ4グループに分かれ、メンタリング・セッションと称し各グループ2名の審査員に向けて口頭でピッチ(プレゼンテーション)を行いました。
これに対し審査員が審査及びアドバイスを与える二次審査が行われました。
審査員は、前半の講演・ディスカッションの5名に加え、ワーナー・ブラザース映画 ジャパン・コンテンツ事業グループ邦画事業部 調整部長の上木則安氏、MPAアジア太平洋本部 プレジデント・アンド・マネージング・ディレクターのマイク・エリス氏、同コミュニケーション・ディレクターのスティーブン・ジェナー氏が務め、計8名(各グループから2名)のファイナリストが選出されました。
最終審査では、ベスト8に選出された8組9名(共作が1組)が会場全体に向けてプレゼンテーションを行ない、審査員による質問や建設的なフィードバック及び審査を経て、最優秀作品賞が選ばれて発表されました。
最優秀作品賞には、ある暴力団組長が激しい抗争の中、童貞喪失をしようと悪戦苦闘する物語を描いた「童貞組長」を執筆した作田勇人(サクタ ハヤト)さん(東京都品川区、41歳)が選ばれ、副賞として「ハリウッドの旅5日間」が贈られました。
また、プレジデント特別賞には京相絵里子(キョウソウ エリコ)さん(東京都世田谷区、29歳)が選ばれました。
同コンテストは、未来の日本を代表する脚本家発掘を趣旨としており、 今回は204作品の応募がありました。 

        

パネリスト、および「シノプシスコンテスト」の審査員として参加された岡本氏からは、終了後に『刺激的な一日でした。英・米・豪の豪腕プロデューサーたちと、これから羽ばたく若きクリエイターたちに、満腔の謝意を!』とコメントを頂きました。
また、中島氏からは『ワークショップは自分にとって強い励みになりました。若いクリエイターの企画コンペはとても刺激になり、パットナム卿や別所哲也さんのプレゼンテーションは素晴らしいものでした。自分の企画を立ち上げ、映画にすることは自分にしかできない、各国の映画人の信念が込められた言葉を直接聞ける機会に恵まれたことを大変光栄に思います。』のコメントを頂きました。

来年度も、第3回となるMPA/DHUフィルムワークショップの開催を、東京国際映画際期間中に予定しています。
ワークショップの写真はこちらからご覧ください。

パネリストのご紹介:
*中島良氏・映画監督 
2007年、長編自主映画『俺たちの世界』が第29回 ぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を含む3賞を受賞、同作品はバンクーバー国際 映画祭、ロッテルダム国際映画祭など海外の映画祭多数に招待され、08年7月のニューヨーク・ アジア映画祭で最優秀新人賞を受賞。09年『RISE UP』にて商業映画デビュー。2014年4月に「俺たちの明日」が公開されました。

*岡本貴也氏 :脚本家 
テレビドラマ、映画、演劇、小説と幅広く執筆。主な代表作はNHKドラマ「銀二貫」、映画「俺たちの明日」「想いのこし」、舞台「朗読劇 私の頭の中の消しゴム」「スイッチを押すとき」、小説「彼女との上手な別れ方」「神様の休日」、他多数

11月9日(日) 不正商品撲滅キャンペーン開催のご案内
許さない!偽ブランド・海賊版・違法ダウンロード「ほんと?ホント!フェアin東京」

  • 10月162014

不正商品対策協議会では、11月9日(日)に、不正商品撲滅キャンペーン 許さない!偽ブランド・海賊版・違法ダウンロード「ほんと?ホント!フェアin東京」を開催いたします。

今回で28回目を迎える「ほんと?ホント!フェア」は、日本文化の情報発信地のひとつである東京・秋葉原を会場に、インターネットの進展と普及に伴い潜在かつ深刻化する知的財産の侵害問題をメインに知的財産の保護と不正商品の排除を広く訴えかけていきます。
また今回は、篠田麻里子さんを不正商品撲滅キャンペーン隊長に、若年層に人気のアイドルユニットのX21(エックス21)をキャンペーン応援隊とする任命式や「第3回 著作権を守ろう!ポスターコンクール表彰式」、「知的財産○×クイズ大会」等を実施します。このフェアを通して、若年層を中心に知的財産を保護することの大切さについて理解を求めて参ります。

開催概要
●名 称:不正商品撲滅キャンペーン
許さない!偽ブランド・海賊版・違法ダウンロード
『ほんと?ホント!フェアin東京』
●期 日:2014年11月9日(日) 11:00〜17:00
●会 場:ベルサール秋葉原
(千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル1F)
●主 催:不正商品対策協議会(ACA)
●後 援:知的財産戦略本部、警察庁、総務省、外務省、財務省、文部科学省、経済産業省、警視庁
★連絡先:不正商品対策協議会
事務局 八十河・小林
TEL:03−3542−2010


     ★チラシをクリックすると、詳細がご覧いただけます

『炎のランナー』上映会 デヴィッド・パットナム プロデューサー登壇決定!!
(第27回東京国際映画祭)

  • 10月152014

第27回東京国際映画祭では、MPA/DHUフィルムワークショップ、MPAセミナー「映画と資金−終わらないドラマ」に講演予定の、プロデューサー デヴィッド・パットナム氏の来日記念として『炎のランナー』上映会を実施いたします。
上映会終了後、パットナム氏にスピーチをして頂き、皆様からのご質問もお受け致します。 

第27回東京国際映画祭 特別上映作品 『炎のランナー』 (“Chariots of Fire”監督:ヒュー・ハドソン)
※製作:デヴィッド・パットナム
 1981年度アカデミー賞4部門受賞(作品賞/オリジナル脚本賞/オリジナル作曲賞[ヴァンゲリス]/衣装デザイン賞)

●公演日程:2014/10/25(土)  開場:10:10/開演:10:30
●会場:TOHOシネマズ 日本橋  スクリ−ン9
●詳細・チケット:東京国際映画祭 
http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=209


     *CHARIOTS OF FIRE © 1981 Enigma Productions Ltd. All Rights Reserved.
Courtesy Twentieth Century Fox.

第27回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画と資金−終わらないドラマ」を開催します

  • 10月142014

日本国際映画著作権協会では10月27日(月)に第27回東京国際映画祭 共催企画 MPAセミナー「映画と資金−終わらないドラマ」を開催します。
アカデミー賞を受賞した「炎のランナー」をはじめ「ミッション」「キリング・フィールド」「小さな恋のメロディ」など数々の作品をプロデュースしたデヴィッド・パットナム氏をお迎えし、映画と製作資金の関係の変化、とりわけデジタル時代における変化について解説します。
また、芸術とビジネスの間の避けられない摩擦について、21世紀の映画製作に影響を及ぼすファクターについて説明します。 さらに、あらゆるプラットフォームにおける最新の配給メカニズムにも触れ、製作者が従来よりも幅広く世界中の観客に訴えかけることができるようになったことをや、世界の映画界の中でオーストラリアとアジア太平洋地域が果たす役割についてもお話します。パットナム氏とのQ&Aセッションもございます。


     *デヴィッド・パットナム氏
≪イベント概要≫

◆名 称:第27回東京国際映画祭 共催企画・MPAセミナー「映画と資金―終わらないドラマ」

◆後 援:米国大使館 ・ 一般社団法人映画産業団体連合会

◆実施日:2014年10月27日 月曜日 午後2時〜4時 受付開始:午後1時30分

◆実施場所:六本木アカデミーヒルズ49「タワーホール」(六本木ヒルズ森タワー49階)

◆住 所:東京都港区六本木6-10-2六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内

◆入場料:無料



なお、当日はセミナーの様子を生放送する予定でございます。
下記のアドレスよりご覧ください。

ニコニコ生放送−ご視聴にはニコニコ動画へのID登録(無料)が必要です。
日本語
http://live.nicovideo.jp/watch/lv197615844

英語
http://live.nicovideo.jp/watch/lv197615357

FC2ライブ
http://live.fc2.com/78333235/

『ニコニコ生放送』で違法配信を繰り返していた男を逮捕
(兵庫県警察本部サイバー犯罪対策課、生田警察署)

  • 10月102014

 10月9日、兵庫県警察本部サイバー犯罪対策課と生田警察署は、生放送型動画投稿サイトを使って権利者に無断で映画を配信していた男性を著作権法違反容疑で逮捕しました。本人は容疑を認めています。
 この男性は、『眠人』『ミント』などと名乗り、毎日の様に 『ニコニコ生放送』 を使用し多数の米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の作品を含めた映画ファイルの違法配信を行っていました。
 当協会では複数回にわたって配信停止の措置を行いましたが、男性は複数のアカウントを持ち、繰り返し違法な生放送を行っていました。また、放送予定をSNSで告知しフォロワーからリクエストを募るなど、違法配信を中止する意思が見受けられず、劇場公開前の映画も配信するなど非常に悪質であるため、兵庫県警察本部サイバー犯罪対策課に相談、取り締まりを要請するとともに鑑定など捜査協力をおこない、今回の逮捕となりました。

北海道釧路町立富原小学校にて「著作権授業」を開催致しました

  • 9月122014

9月12日、釧路町立富原小学校にて6年生の児童を対象に「著作権授業」を開催しました。日本国際映画著作権協会のスタッフが講師を務め、早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻の学生が進行役を務めました。

著作権授業は、前半のクイズラリーと後半のグループ討論の二部に分かれて構成されており、2時限を使わせて頂いています。 授業の前半は、体育館にて「これはホンモノ?ニセモノ?クイズラリー」を行い、児童たちは人気映画DVDやアニメキャラクターのおもちゃ等の真贋を当てる6問のクイズに挑戦しました。身近なものがクイズの対象になっており、子供たちは真剣に取り組んでいました。全問に正解する児童もいました。
後半は各教室に戻り、小学生の身近に起こり得る著作権問題についてグループ討論を行いました。クラスごとに「友達の絵を内緒でコンクールに応募してあげたら、最優秀賞に選ばれ友達には賞品が贈られた。」というケースが著作権法上、問題あるかどうか等を討論、どのような場合が著作権侵害に当たるか活発なグループ討論が行われました。
子供たちからは「勝手に送った人は利益を得ている訳ではないので構わないのでは?」等多くの意見が出されました。最後に講師の当協会スタッフが著作権問題についてわかりやすく解説を行いました。
最後の質問コーナーでは、児童より「作者が亡くなったら著作権はどうなるのですか?」「どのようなことをすれば著作権を侵害したことになりますか?」等たくさんの質問が寄せられました。
また、高畠昌之教頭よりは、「普段、何気なく接している色々な著作物に関して子供も大人も新しい気付きを持ちました。利益を得る事が他人の著作権を侵害する事の条件だと思っていた子供たちが多かったようです。今回の授業で、決して利益を得なくても著作権侵害が起こるという事が理解できたと思います。」とのコメントを頂きました。

著作権に関する教育は学習指導要領に入っておりますが、学校によってはその対応にご苦労があると思われます。当協会と致しましては、若い世代をターゲットに著作権をはじめ、知的財産権を尊重する思想を持って頂くため、各学校の事情に応じた著作権教育のお手伝いを目的に、一昨年より全国各地の小学校へ出張して開催する“著作権授業”を年間5〜6校を目途に実施しています。

        

JIMCA「埼玉サイバーセキュリティ推進会議」の設立に参加(埼玉県警察本部)

  • 9月92014

埼玉県警察本部は、「埼玉サイバーセキュリティ推進会議」を設立、2014年9月9日にさいたま市のプリムローズ有朋にて設立総会を行いました。当協会(JIMCA)は同会議のオブザーバに任命され、同総会に出席致しました。
 同会議は、「産」「学」「官」の関係機関、団体等が緊密に連携して、サイバー空間の実態把握、情報共有及びインターネット利用者の規範、防犯意識の醸成に努めるとともに、サイバー空間の安全と秩序の確立を図り、県民の安全と安心を確保することを目的として設立されました。
 9日の設立総会には、県警をはじめ埼玉県や、埼玉大学、インターネットプロバイダなどの機関、団体等より約70名が出席、冒頭に埼玉県警生活安全部の北澤一浩部長が、「“安全なサイバー空間の構築”には、「産・学・官」の協力が必要であり、かつ重要です。」と挨拶しました。
 当推進会議では、今後、11月と来年2月にセミナーを開催するなど、広報、啓発活動も積極的に展開する方針であり、JIMCAも積極的に参加・支援を行っていく方針です。

     

TOHOシネマズ 中部・関西地区にて盗撮防止セミナーを開催しました

  • 8月292014

8月29日、当社は大阪市北区のTOHOシネマズ株式会社西日本オフィスにて、同社中部関西第3地区に所属する各TOHOシネマズの支配人、およびスーパーバイザーを対象に「映画盗撮防止セミナー」を開催しました。
 前日の28日には、愛知県津島市のTOHOシネマズ津島を会場に、中部関西第1地区の支配人・スーパーバイザーにお集まり頂いて同セミナーを開催し、両日ともにご参加の皆様には熱心に講師の話しを聴いて頂けました。
 このセミナーは、TOHOシネマズ様の各エリア支配人会議に合わせて開催しており、「映画館に行こう!」実行委員会違法対策室でパイラシーホットラインを担当しているJIMCAスタッフが講師を務め、最近のパイラシーホットラインの入電状況や、その傾向などを解説。 7月に刷新した劇場支配人用「映画盗撮防止マニュアル」の内容を確認して頂いた他、特殊なケースの対処法などについてご質問に答える内容となっています。
また、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)が映画館における違法盗撮防止のためにアジア太平洋地域で配布しているスマートフォン用アプリケーション「行動を起こそう(MAD4)」www.mad4.orgを紹介いたしました。
このアプリケーションは、日本語にも対応しているため、劇場スタッフがiPhoneやiPad、アンドロイド搭載のデバイスを使って簡単に盗撮の情報等を入力し、NO MORE 映画泥棒!のパイラシーホットラインを運営するJIMCAに連絡することが可能です。セミナーでは実際にiPhoneを使って同アプリの機能を確認して頂き、今後のパイラシーホットラインへのご活用をお薦めいたしました。
JIMCAが講師を派遣しますこの盗撮防止セミナーにつきましては、何れの興行会社様からの開催要請にもお応えいたしております。ご希望される興行会社様はJIMCAまでご連絡をお願いいたします。

        

コミックマーケット86企業ブースにて「STOP!違法ダウンロード リターンズ」キャンペーンを開催しました

  • 8月172014

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は2014年8月15日(金)〜17日(日)に東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された「コミックマーケット86」企業ブースにおいて、(一社)日本動画協会の後援で「STOP!違法ダウンロード」をテーマに啓発イベントを開催しました。

コミケ限定オリジナルDVD「みもりんの部屋 STOP! 違法ダウンロード編」と「まじもじるるも&STOP! 違法ダウンロード」オリジナルショッパーを無料配布

「違法ダウンロード」等についてアニメ「まじもじるるも」のるるも役、三森すずこさんとJIMCA代表取締役 味村隆司が解説したDVDやオリジナルショッパーを無料で配布しました。


「違法ダウンロードしません宣言」をしてくださった来場者の方とカメラ男の撮影会

「映画館に行こう!実行委員会」が実施している映画盗撮防止キャンペーンで2007年より 全国の映画館において映画本編上映直前に放映している広告映像「NO MORE 映画泥棒」のキャラクター「カメラ男」との撮影会を実施しました。

アニメ「まじもじるるも」鯨井棚子(クジライタナコ)役で活躍中の遠藤ゆりかさんを迎え著作権に関するミニトークショー

遠藤ゆりかさんとJIMCA代表取締役 味村隆司とのミニトークショーを開催しました。 遠藤さんの「違法ダウンロードは出演者やスタッフに影響はあるのですか?」との質問に味村は「違法アップロードや違法ダウンロードを行うと、製作会社やアーティストが正当な対価を得られなくなります。制作費が回収できないと新しい作品が作れなくなり、コンテンツの作成に携わる人も育てることができなくなってしまいます。お友達や家族の皆さんに「違法アップロード、違法ダウンロードは辞めよう!!」とお伝えください。と述べました。




今回のコミックマーケット86には、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA) アジア太平洋地域プレジデント&マネージング・ディレクターであるマイケル・C・エリスが来日し、「コミックマーケットで文化と創造にかける熱意を見ることができ興奮しました。あらゆるフォーマットにおいて著作権に大きな敬意が払われていました。」と述べました。

日本最大級のイベント「コミックマーケット86」には今年も3日間で約55万人(主催者発表)もの来場がありました。
「STOP!違法ダウンロード リターンズ」ブースには18,000名もご来場いただきキャンペーンは大盛況に終わりました。
イベントの内容はこちらです。

コミックマーケット86出展決定!

  • 7月72014

今年も、当協会では『コミックマーケット86』 出展が決定いたしました!!
ブース名は『STOP!違法ダウンロード リターンズ』

詳細はこちら!

日時:2014年8月15日(金)〜17日(日)10時〜17時(最終日は16時)
場所:有明・東京国際展示場 (東京ビッグサイト/有明臨海副都心)
*内容に関して変更や中止となる場合があります。また、混雑時は列の作成を一時停止することがあります。

コミックマーケット86のご案内:http://www.comiket.co.jp/info-a/C86/C86info.html

TOHOシネマズ(株)本社にて映画盗撮防止セミナーを開催

  • 7月42014

 7月3日、東京都千代田区の「TOHOシネマズ(株)」本社において同社が首都圏にて運営する映画館の支配人を対象に「映画盗撮防止セミナー」を開催しました。参加した皆様は最後まで熱心に話しを聴いて頂けました。
このセミナーは、TOHOシネマズ鰍フ全劇場の支配人の参加を想定して、エリア毎の支配人会議において開催させて頂いています。
モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)が劇場スタッフのために製作した盗撮防止用啓発DVD
「MAKE A DIFFERENCE 4」が既に全員へ配布されております。この日の開催が東北・関東地区においては最後の開催となり、今後はエリアを中部・近畿に移して順次開催される予定です。
 「映画館に行こう!」実行委員会違法対策室でパイラシーホットラインを担当しているJIMCAスタッフが、最近のパイラシーホットラインの入電状況や、その傾向などを解説。また特殊なケースの対処法などについてご質問に答える内容です。
MPAが、映画館における違法録画防止のために、アジア太平洋地域で配布しているアプリケーション「行動を起こそう(MAD4)」もセミナーの中で紹介しています。
このアプリは、iOSやアンドロイド搭載のスマートフォンやタブレットと互換性があり、日本語にも対応する多言語対応インタラクティブ型のウェブアプリケーションを装備していますので、劇場のスタッフがiPhoneやiPad、アンドロイド搭載のデバイスを使って簡単に盗撮の情報等を入力し、自国のMPAオフィス(日本ではJIMCA)に連絡することができます。
www.mad4.org

 JIMCAの開催するこの盗撮防止セミナーにつきましては、何れの興行会社様からの開催要請にもお応えいたしておりますので、ご希望される興行会社様はJIMCAまでご連絡をお願いいたします。

        
*TOHOシネマズ(株) 戸嶋取締役にDVD「MAKE A DIFFERENCE 4」を手渡す味村代表/*セミナーの様子

DVDレンタル/販売店経営者らを逮捕
(警視庁 組織犯罪対策第一課、本所警察署)

  • 7月32014

 警視庁 組織犯罪対策部 組織犯罪対策第一課、及び、本所警察署、新宿警察署、四谷警察署は、6月10日、東京都新宿区歌舞伎町のDVDレンタル/販売店を捜索、同店舗の経営者男性(36歳)、及び従業員の女性(34歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。この捜索で警察は、店舗から10,000枚以上の海賊版DVD-Rを押収、他、海賊版製造に使ったとみられるパソコンなどが押収されました。
 この店舗では、海賊版DVD-Rを1枚250円で顧客にレンタルしていました。ただし返却は自由で、実質販売と同様であったとのことです。また、違法行為の発覚を恐れ、洋画作品は常連客のみにレンタル/販売を行っており、洋画作品の海賊版DVD-Rは一般客の目に付かない所に隠されていました。  当協会は、当該店でレンタル/販売されていた米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画海賊版を鑑定するなど捜査に協力、今回の捜索、逮捕となりました。
 なお、当該店は、「地下銀行」を営み韓国に不正送金したとして、銀行法違反(無許可営業)でも経営者や従業員らが逮捕されています。

「FC2動画」への違法アップロード者を逮捕
(群馬県警察本部 サイバー犯罪捜査室/高崎警察署)

  • 7月22014

群馬県警察本部 サイバー犯罪捜査室と高崎警察署は、7月1日、動画投稿サイト「FC2動画」に米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の作品の映画ファイルを違法にアップロードした著作権法違反容疑で、埼玉県の48歳の男性を逮捕しました。本人は容疑を認めているとのことです。
同日、この男性の自宅の捜索も行われ、アップロードに使用されたPCやHDDなどが押収されました。
 この男性は群馬県警察本部 サイバー犯罪捜査室のサイバーパトロールにより違法行為が発見され、当協会は鑑定など捜査への協力をおこなっていました。当協会での調査によると、この男性は土・日の週末に集中して人気作や大作の映画をアップロードしており、供述によるとアフィリエイト報酬目的で違法アップロードを繰り返していたとのことです。

文化芸術振興議員連盟「映像問題研究会」にて講演しました

  • 6月272014

 6月27日、日本国際映画著作権協会(JIMCA) 代表取締役 味村 隆司が、衆議院第2議員会館会議室で開催された 「文化芸術振興議員連盟 第5回 映像問題研究会」 において講演を行いました。
 1977年、超党派の衆参国会議員で結成された 音楽議員連盟 を前身に 『文化芸術振興議員連盟』は設立されました。連盟では、日本の映画、映像の創造を振興するために必要な課題について研究する「映像問題研究会」を設置し、今後の映画振興政策の在り方を研究しています。
 今回の研究会は、「海外の映画振興事情について―アメリカとフランスの場合」がテーマであり、同議員連盟からの要請により、当協会の味村が講師として参加、国会議員など約50名の参加者の方々に対し、当協会及びMPA(モーション・ピクチャーズ・アソシエーション)の活動内容等について説明をしました。また、ユニフランス・フィルムズのイザベル・ジョルダーノ代表も講師として招かれていました。

今回の講演に関し、映像問題研究会 座長の伊藤信太郎 衆議院議員からは、「非常に有意義な講演をして頂きました。今後とも当連盟、及び研究会にご協力を頂き、共に映画の発展を目指してがんばっていきましょう。」 とのコメントを頂きました。

*右より文化芸術振興議員連盟会長 河村建夫 衆議院議員、当協会 味村、ユニフランス・フィルムズ イザベル・ジョルダーノ代表、文化芸術振興議員連盟 事務局長 伊藤信太郎 衆議院議員、田村智子 参議院議員

※文化芸術振興議員連盟:http://ac-forum.jp/group/
 (「文化芸術推進フォーラム」(http://ac-forum.jp/))
※ユニフランス・フィルムズ:http://japan.unifrance.org/

宮崎県野尻中学校にて「著作権授業」を開催致しました

  • 6月272014

6月27日、宮崎県小林市野尻中学校にて次年度野尻中に上がる同市立野尻小学校、栗須小学校の6年生を招いて「著作権授業」を開催しました。
  「中学校生活充実のための黄金の3日間」の一環として、外部から講師を招へいし、特色のある授業を展開する事でより専門的な知識や技術、態度を身に着ける事を目的に実施されました。日本国際映画著作権協会のスタッフが講師を務め、早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻の学生が進行役を務めました。

この授業は、前半のクイズラリーと後半のグループ討論の二部に分かれて構成されており、2時限を使わせて頂いています。 授業の前半は、同中学校 武道館にて「これはホンモノ?ニセモノ?クイズラリー」を行い、児童たちは人気映画DVDやアニメキャラクターのおもちゃ等の真贋を当てる6問のクイズに挑戦しました。身近なものがクイズの対象になっており、子供たちは真剣に取り組んでいました。

  後半は中学校の教室をお借りして、小学生の身近に起こり得る著作権問題についてグループ討論を行いました。クラスごとに「友達の絵を内緒でコンクールに応募してあげたら、最優秀賞に選ばれ友達には賞品が贈られた。」というケースが著作権法上、問題あるかどうか等を討論、勝手に応募された友達の気持ち等に関して活発なグループ討論が行われました。

子供たちからは「内緒ではあるが最後には最優秀賞に選ばれたから良かったではないか。」「コンクールに出すこと自体恥ずかしい人がいるのでは。」等の意見が出されました。結果はクラスごとにまとめられ、武道館にて再度集合して発表しました。最後に講師の当協会スタッフが著作権問題についてわかりやすく解説を行いました。

この度の著作権授業に関して、同中学校佐土原教頭先生より以下の様なコメントを頂きました。「この授業は、まず導入部分で身近なものを使い、具体例を挙げながら子供たちの関心を引き付けていました。後半のグループ討論に於いても他人の意見を注意深く聞くなど工夫がされていると思いました。これからの日常生活に生かされていくと思います。」

当協会では一昨年より全国各地の小学校へ出張して開催する「著作権出前授業」を、年間5〜6校を目途に実施しています。

        

デジタルハリウッド大学にて著作権講義を行いました

  • 6月252014

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、6月25日、東京都千代田区のデジタルハリウッド大学にて同大学の2年生約120名に対し、「権利者サイドからの映画著作権」とのテーマで講義を行ないました。

デジタルシネマのテクニカルコーディネーターとしても活躍されていらっしゃる 秋山 雅和 客員教授が受け持つ必修科目「コンテンツ産業におけるコンプライアンス」 にJIMCAスタッフがゲスト講師として招かれたもので、2011年11月(後期)より、毎年前期と後期に一度ずつ、2年生を対象に行なっています。

将来クリエイターを目指す学生の皆様に、権利者側から見た映画著作権侵害の現状などを解説し、クリエイターも権利者と同じサイドにいるということで、著作権の重要性を認識してもらう内容です。
同大学には、アジア諸国からの留学生を中心に年々海外からの留学生が増加しており、今回はイタリアからの留学生も受講しました。

海賊版DVD販売業者を現行犯逮捕(大阪府西成警察署他)

  • 6月172014

大阪府西成警察署、南警察署、阿倍野警察署と大阪府警察本部生活安全特別捜査隊は6月16日、合同で大阪市西成区内の違法DVD販売店2店舗を捜索し、DVD販売業の女性及び男性各1名と、両方の店舗を貸していた男性1名、合計3名を著作権法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
日本国際映画著作権協会は経営者らが所持していた米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画海賊版を現場で鑑定するなど捜査に全面的に協力しました。 これらのDVD販売店には合計で約3,800枚の海賊版DVDが販売目的で陳列されており、販売されたDVDの中には劇場公開中にもかかわらず違法に複製された最新映画の海賊版もありました。
同府警では今後、仕入先など販売ルートの解明を進めていく方針です。
現在、当該地区は大阪市が推進する西成特区構想において、小中一貫校の開設が計画されるなど教育振興策に力が入れられています。違法品を販売する店舗に対しては近隣住民や付近の施設など多方面からの取締りを要請する声が上がっていました。

内閣官房知的財産戦略推進事務局が実施した「『知的財産推進計画2014』の策定に向けた意見募集」に対し、意見書を提出

  • 5月292014

当協会は、内閣官房知的財産戦略推進事務局の意見募集に関し、下のような意見書を5月16日に提出しました。 同事務局に提出した意見はこちらをクリックしてご覧ください。

《要旨》
グローバルな著作権侵害への対応を強化し、インターネット上のコンテンツ侵害対策と正規配信の普及を促進することは、わが国が知的財産立国を進める上で大変重要です。
本意見書は、より進んだ施策例として、インターネット上の著作権侵害への対応の強化策および私的使用目的の海賊版の輸入の禁止の導入を提案するものです。

東京都墨田区立錦糸小学校で「著作権授業」を開催しました

  • 5月272014

5月24日、東京都墨田区立錦糸小学校にて4年生の児童と保護者の方を対象に「参加型授業!親子で著作権を学ぼう」を開催しました。日本国際映画著作権協会のスタッフが講師を務め、早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻の学生が進行役を務めました。

著作権授業は、前半のクイズラリーと後半のグループ討論の二部に分かれて構成されており、2時限を使わせて頂いています。 授業の前半は、体育館にて「これはホンモノ?ニセモノ?クイズラリー」を行い、児童たちは人気映画DVDやアニメキャラクターのおもちゃ等の真贋を当てる6問のクイズに挑戦しました。身近なものがクイズの対象になっており、子供たちは真剣に取り組んでいました。全問に正解する児童もいました。

後半は、小学生の身近に起こり得る著作権問題についてグループ討論を行いました。クラスごとに「友達の絵を内緒でコンクールに応募してあげたら、最優秀賞に選ばれ友達には賞品が贈られた。」というケースが著作権法上、問題あるかどうか等を討論、勝手に応募された友達の気持ち等に関して活発なグループ討論が行われました。 子供たちからは「勝手に応募されて恥ずかしい人もいると思う。」等の意見が出されました。結果はグループごとにまとめられ、代表の数人が発表しました。最後に講師の当協会スタッフが著作権問題についてわかりやすく解説を行いました。

当日は学校公開の日でもあり、たくさんの保護者の方が参観に訪れていました。保護者の皆様も展示された映画DVD等の「ほんもの・にせもの」を熱心に観察されていました。
また、グループ討論にも参加して頂き、子供たちと一緒に意見を出して頂きました。女子児童の保護者は「ディズニーの人気映画等、とても身近にあるものを使って解説されていて解りやすかったです。今夜の夕食の時に話題にしてみます。」と話していました。

今回の著作権授業は墨田区教育委員会事務局 すみだ教育研究所 学校支援ネットワーク本部事務局のご支援を賜りました。同事務局の森本芳男事務局長より以下の様なコメントを頂きました。「今回の授業は、子供たちの興味のあるものを使って構成されており実践的に行われたと思います。外部講師の方に教わる事は児童たちにも刺激になります。普段から子供たちと接している担任の先生も授業に参加しており良かったと思います。」 当協会では一昨年より著作権に関してなるべく早い時期から意識してもらう事を目的として、全国各地の小学校へ出張して開催する「著作権授業」を、年間5〜6校を目途に実施しています。

        

2014年MPAAグローバル・リサーチ 知的財産プログラム(研究助成)のお知らせ

  • 5月202014

MPAAは知的財産に関する研究にUS20,000ドルの資金助成を実施します。
研究テーマは、「著作権と経済発展」「クリエイティブ産業の成長」「デジタルコンテンツ」「ノーティス・アンド・テイクダウン制度」のいずれかについてとなります。

応募につきましては、研究結果に名前、タイトル、所属機関、Eメールアドレス、電話番号等を記載して(調査チームの場合、前述した各チームメンバーの情報を含めてください。)PDFにて下記のサイトより送付をお願いいたします。
http://www.mpaaresearchgrants.org/application

詳細は別紙を参照してください(PDF)

MPAA Global research Intellectual Property Program
URL: http://www.mpaaresearchgrants.org/

ファイル共有ソフトのユーザーは引き続き減少
〜「ファイル共有ソフトの利用実態調査(クローリング調査)」結果〜

  • 5月142014

 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)とJIMCAが正会員として加盟しております不正商品対策協議会(ACA)はこのたび2014年1月に 実施したファイル共有ソフトのクローリング調査の結果を取りまとめました。


■リリース文はこちら→(リリース文ダウンロード)

■本クローリング調査結果はこちら→(調査報告書ダウンロード)

<本リリースに関する問合せ先>
●ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF 事務局)
 吉崎、中川[(一社)コンピュータソフトウェア著作権協会]
 TEL:03-5976-5175/ E-mail:info@ccif-j.jp

映画のシーンを無断複製したブライダルビデオが氾濫/JIMCAが正常化に向けて働きかけを継続

  • 5月132014

日本国際映画著作権協会(JIMCA)では、結婚披露宴会場で流されることが多い新郎・新婦のプロフィールビデオ等に、米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画の一部分が無断で使用されているとの情報を受け実態調査を継続していました。
  その結果、複数の無断使用行為を確認したため、ブライダル業界では唯一の業界団体「公益社団法人 日本ブライダル文化振興協会」に対して業界全体へのコンプライアンスの徹底を要請いたしました。

JIMCAの働きかけは業界専門紙「ブライダル産業新聞」(発行部数1万2,000部)に大きく取り上げられ、同紙3月11日号(第875号)の一面にて、「映画のシーンをコピーしたブライダルビデオが氾濫/著作権法違反を防ぐために」との見出しで記事を掲載して頂きました。
JIMCAでは今後も同紙主催の業界セミナーにてこの問題を解説、違法性を説明する等、同業界へ継続して映画著作権侵害排除を訴えていく予定です。


掲載された記事はこちらです

潟uライタル産業新聞のホームページ

「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同プロジェクト」総会に参加

  • 4月252014

4月25日、日本国際映画著作権協会(JIMCA)は兵庫県警察本部で開催された、インターネットを利用した犯罪などサイバー空間の問題点を官民で考える「サイバー空間の脅威に対する兵庫県官民合同対策プロジェクト」総会に出席しました。
代表取締役 味村隆司よりJIMCAが民代表幹事を務める情報共有対策分科会の取り組みの一つとして、コンテンツの違法ダウンロードが刑罰の対象になること、ネットに書きこんだ情報は消すことが出来ないこと等をPRするクリアファイル2万部を作成し、サイバー犯罪被害防止教室の開催時に受講者に配布し啓発を実施したこと等、分科会の活動を報告致しました。作成したクリアファイルは、直接児童・生徒の手元に届けてられており、これ以上の啓発はありませんでした。
同プロジェクトは、警察や行政、それに大学教授や弁護士といった有識者などが参加し、県警サイバー犯罪対策課に事務局を置き、サイバー空間の実態と問題点を把握し、教育・啓発などを通じて官民合同で対策を検討する事を目的に設置されています。


MPA/JIMCA、米国大使館の後援を得て「世界知的所有権の日」記念イベントを開催しました

  • 4月242014

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、「世界知的所有権の日」の4月26日に先立ち4月24日に、米国大使館の後援を得て記念イベントとしてTOHOシネマズ六本木にて、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」上映会を開催しました。

上映前に、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA) アジア太平洋地域プレジデント&マネージング・ディレクターであるマイケル・C・エリスが 「日本では、映画館、オンライン配信、パッケージなど映画を楽しむ方法がたくさんあります。皆様、無許諾のサイトからの映画は観ないでください。製作者がコストを回収できず、次の映画に投資することができなくなります。映画産業を発展させるには皆様の理解と支援が必要です。 家族やお友達にもぜひ伝えてください。」 との開催の挨拶をし、米国大使館 カート・トン主席公使より頂いたメッセージを読み上げました。

-カート・トン首席公使よりのメッセージ-
「今年も米国大使館は世界知的所有権の日記念上映会を後援することができ、うれしく思います。知的財産権は革新と創造を守るとともに推進するものであり、仕事を創出し経済の発展を実現するための鍵となります。知的財産権は、本、音楽、映画といった私たちみなが楽しんでいるプロダクトの製作にも寄与しています。今年の世界知的所有権の日のテーマは、「映画−世界の情熱」です。これは映画がいかに私たちの生活を豊かにしているかを表しています。エンターテイメントとしての価値はもちろんですが、映画と映画界は仕事や他の経済的価値を生み出しています。映画の違法ダウンロードや海賊版は私たちが愛する映画の製作や配給に携わる多くの人々を傷つけています。映画を製作する人々にとって産業映画製作の魅力が失われていくと、いずれは私たち映画ファンが傷つくことになってしまいます。日本と米国はクリエイティブ産業の世界的リーダーとして知的財産権保護の重要な役目を担っています。私たちはこの分野での日米のパートナーシップは重要だと考えています。今日はぜひアメリカ映画「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」をお楽しみください」

また、今回の記念上映会に最新の話題作を提供していただきましたウォルト ディズニー スタジオ ジャパン(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)ゼネラルマネージャー塚越 隆行氏が登壇し今年の世界知的所有権の日テーマは「映画−世界の情熱」です、著作権が尊重され保護されることは、映画の発展のために必要です。」とのスピーチを行い、最後に「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」の見どころを紹介しました。

「世界知的所有権の日」は世界知的所有権機関(WIPO)によって知的財産が日常生活で果たす役割についての理解を深め、発明者や芸術家の社会の発展への貢献を記念するために、2000年に制定した記念日です。世界中で知的財産権の啓発を図る行事が開催されております。


*ウォルト ディズニー スタジオ ジャパン 塚越代表/MPA マイケル・C・エリス

「世界知的所有権の日」記念上映会を開催します

  • 4月92014

日本国際映画著作権協会では4月26日の「世界知的所有権の日」を記念して、TOHOシネマズ六本木において4月24日(木)に「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」の記念上映会を実施いたします。
同日は米国大使館からの来賓によるスピーチ(予定)などを行います。

ご興味のある方は下記の映画情報サイト等よりご応募ください。
ぴあ映画生活
エイガコム
クランクイン!

BitTorrent ユーザーおよび Gnutella ユーザー に対して、啓発メールを送付開始

  • 4月12014

ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)は、2014 年 4 月より、 著作権侵害ファイルを共有(公開)している BitTorrent ユーザーおよび Gnutella ユーザー に対して、啓発メールを送付する活動を開始いたしました。
当協会もCCIFの運営会員の一員としてこの侵害対策活動に参加しています。

協議会および活動の詳細につきましては、協議会サイトのニュースリリースをご確認ください。

文化庁の調査報告書で当協会活動が詳しく紹介されました

  • 3月132014

このたび文化庁により、違法ダウンロード罰則化の効果と、罰則化の周知に当たり政府と権利者団体が行った施策に関する調査報告書が公表されました。
この調査研究は、平成24 年6月20日に成立した「著作権法の一部を改正する法律」のうち、いわゆる「違法ダウンロードの刑事罰化」(改正法119条3項)及び関係事業者による特定侵害行為を防止するための措置についての努力義務(附則8条)について、この法律の施行後一年を目途として、これらの規定の施行状況等を勘案し、検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講じられるものと規定されている(附則10条)ことを踏まえて、これらの規定の施行状況等を調査することを目的としています。
調査研究報告書の中で、「特に積極的な取組みを実施している団体」として「日本レコード協会と日本国際映画著作権協会が講じた措置の詳細等」という項目が設けられ、当協会が実施した啓発キャンペーンや各種セミナー等の活動を詳しく紹介いただきました。

【参考】
■ 調査研究等 
・ 改正著作権法の施行状況等に関する調査研究報告書(平成25年12月)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/chousakenkyu.html
(10頁以下をご覧ください)

全国初、海賊版ブルーレイディスクを店舗で販売、逮捕
(大阪府都島警察署)

  • 3月62014

大阪府都島警察署は、3月6日、米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の作品のブルーレイを販売するために所持した著作権法違反容疑で、大阪市都島区の販売店を捜索、経営者の55歳の男性を逮捕しました。
 警察の調べによると、店舗は店名がなく、店舗の場所を変えて海賊版ブルーレイの販売を繰り返しており、捜索時には500枚以上の海賊版ブルーレイディスクが押収されました。当協会は都島警察署から連絡を受け、海賊版の鑑定に協力、5日の捜索時にも同行し現場での鑑定を行いました。
 海賊版ブルーレイディスクの販売店が摘発されるのは全国で初めてです。経営者の男性は現在、警察での取り調べが行われています。

このたびの摘発に関しまして、MPAコンテンツプロテクション委員会・委員長の木ジム NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社最高経営責任者兼社長 は以下の様にコメントしています。
 「このたびの摘発は非常に有意義なものであると認識しています。海賊版販売行為は、資金面で映画製作に影響を与え、製作者が次の映画を作り出す事への大きな障害となってしまいます。また、映画業界で働きたい人たちへの雇用にもマイナスの影響を及ぼします。映画ファンの皆様にこれからも素晴らしい映画を楽しんでいただくためにも、このような違法行為をなさらぬよう、そして海賊版を購入して違法行為の手助けになる様なことはなさらぬようお願いいたします。」

海賊版DVDを頒布目的で所持していた疑いで現行犯逮捕
(大阪府西成警察署他)

  • 3月52014

大阪府西成警察署、阿倍野警察署、交野警察署と大阪府警察本部生活安全特別捜査隊は3月5日 合同で大阪市西成区内の書籍・DVD販売店舗内にて著作権者に無断で複製されたDVDを頒布目的で所持していた疑いで同店舗の経営者男性(67歳)や従業員、合計3名を現行犯で逮捕しました。日本国際映画著作権協会は男性らが所持していた米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画海賊版を現場で鑑定するなど捜査に協力しました。
この店舗内には、約10,000枚ものいわゆる海賊版DVDが販売目的で陳列されていました。
同府警では仕入先などを中心に販売ルートの解明を進めていく方針です。
 
同区は、平成24年1月に橋下大阪市長が掲げた「西成特区構想」で子育て世帯の流入を図るために教育振興策などに力が入れられ、街の活性化が図られています。違法品の販売に関しては住民からの苦情も寄せられていました。


*押収した海賊版DVD

ファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反事件
一斉集中取締まりの実施について

  • 3月32014

不正商品対策協議会(ACA)

一般社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS)
一般社団法人 日本映画製作者連盟 (MPAJ)
一般社団法人 日本映像ソフト協会 (JVA)
一般社団法人 日本音楽著作権協会 (JASRAC)
日本国際映画著作権協会 (JIMCA)
一般社団法人 日本レコード協会 (RIAJ)
BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス(BSA)


警察庁から不正商品対策協議会(ACA)に入った連絡によると、全国の45都道府県警察は、ファイル共有ソフト等を通じた、映画、音楽、アニメ、漫画、ゲーム、ビジネスソフト等の著作権法違反事件について、平成26年2月25日から27日までの間に一斉集中取締りを実施し、123箇所を捜索、33人を検挙(2月28日午後4:00現在)しました。
このうち、ACA加盟団体に係わる事件概要につきましては、下記に記載した各団体にお問い合わせいただくか、各団体ホームページをご参照ください。 ファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反の一斉集中取締りは、平成21年の初実施から今回で5回目となります。このように、同種事犯の効果的な取締りが継続されてきました。
なお、ACA会員の各団体では、このほかに「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」が実施する啓発メールの送付活動にも参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対して、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。
ACAは今後とも、警察庁をはじめ関係各省庁と緊密に連携しつつ不正商品の排除と知的財産の保護に向けた活動を推進してまいります。
【参考1】
■不正商品対策協議会 (ACA:The Anti-Counterfeiting Association)
URL:http://www.aca.gr.jp/

【参考2】
■警察庁 広報
「全国47都道府県警察によるファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反事件の一斉集中取締りの実施について」
URL:http://www.npa.go.jp/cyber/warning/h26/140228.pdf

■警察庁 平成19年度総合セキュリティ対策会議報告書
「Winny等ファイル共有ソフトを用いた著作権侵害問題とその対応策について」
URL:http://www.npa.go.jp/cyber/csmeeting/h19/pdf/pdf19.pdf

■ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)
URL:http://www.ccif-j.jp/

■各事件について
・コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
URL:http://www2.accsjp.or.jp/
広報担当・太田 電話:03-5976-5175
・日本映像ソフト協会(JVA)
URL:http://www.jva-net.or.jp/
広報担当・高木 電話:03-3542-4432
・日本音楽著作権協会(JASRAC) 
URL:http://www.jasrac.or.jp/
広報担当・北沢 電話:03-3481-2164
・日本国際映画著作権協会(JIMCA)
URL:http://www.jimca.co.jp/
広報担当・村上 電話:03-3265-1401
・日本レコード協会(RIAJ)
URL:http://www.riaj.or.jp/
広報担当・米内 電話:03-5575-1305


■本ニュースリリースに関するお問い合わせ:
・一斉取締りについて(不正商品対策協議会/ACA事務局)
日本映像ソフト協会 広報担当・高木 電話:03-3542-4432


日本国際映画著作権協会(JIMCA)担当事件について

上記 警察庁、及び不正商品対策協議会の発表にもある通り、警察庁主導による『ファイル共有ソフト等を利用した著作権法違反事件の一斉集中取締り』が行われました。
当協会では、『ファイル共有ソフト等を利用した著作権法違反事件の一斉集中取締り』の一環として、MPA加盟映画会社の作品の映画ファイルを違法にアップロードした人物に対して、5県の警察に告訴状を提出、取締りに協力しました。

・2月25日(火) 岡山県警察本部 生活環境課と岡山南警察署は、P2P“share”上に違法にアップロードした岡山県倉敷市在住の47歳の自営業の男性を逮捕しました。

・2月25日(火)沖縄県警察本部 生活保安課と豊見城警察署は、UGCサイト“FC2動画”上に違法にアップロードした東京都あきる野市在住の35歳の無職の男性の自宅を捜索、男性を同日逮捕しました。

・2月26日(水)群馬県警察本部 生活安全企画課と前橋警察署は、P2P “share”上に違法にアップロードした大分県大分市在住の53歳の自営業の男性の自宅を捜索、男性を同日逮捕しました。

・2月26日(水) 島根県警察本部 生活環境課と松江警察署は、、P2P “share”上に違法にアップロードした兵庫県姫路市在住の47歳の会社員の男性を、在宅のまま松江地方検察庁に送致しました。

当協会は、今後もP2P、UGCサイトに限らず、MPA加盟映画会社の作品に対する違法行為については、全国の警察と協力して対応し、違法行為撲滅に向けて邁進していく所存です。

2月23日(日)、さいたま市にて 『サイバー犯罪撲滅キャンペーン』 を開催しました。

  • 2月242014

 当協会JIMCAは、2月23日(日)、埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課、及び大宮警察署と共に、ステラタウン(埼玉県さいたま市)において、『サイバー犯罪撲滅キャンペーン』を開催致しました。

 昨年度、埼玉県警サイバー犯罪対策課及び大宮警察署による、『FC2動画』サイトへの違法アップロード者5名の逮捕を受け、今回は一般の方々への「サイバー犯罪撲滅」、「著作権の保護」を目的として、今回のキャンペーンを開催致しました。
 当日は、晴天の中、さいたま市のステラタウンのステージをお借りし、近藤埼玉県警サイバー犯罪対策課長、上野大宮署生活安全課長代理、当協会の代表・味村と共に、埼玉県出身のアイドルユニット・ピンキッシュに『サイバー犯罪撲滅応援隊』としてお手伝い頂き、来場の方々へ「サイバー犯罪撲滅」、「著作権の保護」のお願いをさせて頂くとともに、クリアファイルの配布を致しました。また、埼玉県警察音楽隊とカラーガード隊、ピンキッシュのステージもあり、多数の来場者に集まって頂きました。

埼玉県警察本部 サイバー犯罪対策課 近藤課長からは、「JIMCAと協力して、非常に有意義なイベントを開催する事が出来ました。私ども警察は取締りだけではなく、今回の様な啓発活動にも力を注いでいます。一般の皆さまが安全・安心に生活出来る様、取締り・啓発の両面で努力していきます」 とのコメントを頂きました。 当協会はこれからも警察と協力し、著作権侵害行為の撲滅に向けた取り組みを続けて参ります。

        
*サイバー犯罪撲滅応援隊任命式                 *埼玉県警察音楽隊

2月23日(日)、『サイバー犯罪撲滅キャンペーン』を開催します!

  • 2月182014

当協会は、2月23日(日)、埼玉県さいたま市のステラタウンにおきまして、埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課、及び大宮警察署と共に、『サイバー犯罪撲滅キャンペーン』を開催いたします。

 昨年、埼玉県警サイバー犯罪対策課及び大宮警察署による、『FC2動画』サイトへの悪質違法アップロード者の捜査・取締りが連続して行われ、5名の被疑者を逮捕、5名全ての有罪が確定致しました。
 当協会はこの取締りに対し感謝すると共に、今度は一般の方々へサイバー犯罪撲滅、著作権の保護をアピールするため、埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課と大宮警察署と共に、今回のキャンペーンを開催し、観覧の方々へ『STOP! サイバー犯罪』のクリアファイルやチラシの配布を行います。

 当日は、ステラタウン内のメローペ広場のステージをお借りし、埼玉県警本部サイバー犯罪対策課長、大宮署生活安全課長、当協会の代表・味村と共に、埼玉県出身のアイドルユニット『ピンキッシュ』の3人に『一日サイバー犯罪撲滅応援隊』としてお手伝い頂き、来場の方々へサイバー犯罪撲滅、著作権の保護に向けてお願いをさせて頂きます。ピンキッシュの歌のステージの他、埼玉県警察音楽隊とカラーガード隊のステージもおこなわれます。


場所:ステラタウン(さいたま市)・メローべ広場 (観覧無料)
日程:平成26年2月23日(日) 14:00〜

所在地 〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町 1-854-1
ステラタウンオペレーションセンター(受付時間10:00〜21:00)
TEL. 048-660-5200

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Pinkish公式サイト○
http://www.pinkish.jp/index.html

愛知県名古屋市の男性、映画を違法にアップロードしたとして逮捕
(愛知県警察本部サイバー犯罪対策課・中村警察署)

  • 2月172014

 2月17日、愛知県警察本部サイバー犯罪対策課と中村警察署は、P2Pファイル共有ソフト『Share』上にMPA加盟映画会社の作品の映画ファイルを違法にアップロードした著作権法違反容疑で、名古屋市の男性(29)を逮捕しました。男性は警察の調べに対し容疑を認めています。

 愛知県警サイバー犯罪対策課及び中村警察署の調べによると、男性はP2Pファイル共有ソフトのヘビーユーザであり、5年程前から、映画や音楽などの大量の違法ファイルをアップロードしていたとのことです。

愛知県西尾市、半田市、豊田市などの店舗で海賊版DVD-Rを販売、3人を逮捕
(愛知県警察本部生活経済課・豊田警察署)

  • 2月72014

 2月6日、愛知県警察本部生活経済課と豊田警察署は、店舗内でMPA加盟映画会社の作品の海賊版DVD-Rを販売するために所持していたとして、著作権法違反容疑で男性(43)ら3名を逮捕しました。


 愛知県警生活経済課と豊田警察署は、西尾市に本社を持つブラジル人向け食料品店5店舗及びその本社を昨年11月に捜索、店舗内などより大量の海賊版DVD-Rやパソコン、複製機器(デュプリケータ)19台などを押収、海賊版製造・販売に関わっていた従業員を取調べし、今回の3名の逮捕となりました。逮捕された3名は、経営法人の取締役などを務めると共に経営店舗の店長でもありました。
 店舗は、本社のある愛知県西尾市の他、豊田市、半田市、安城市、弥富市に所在し、各店舗で海賊版DVD-Rを1枚100〜250円で客に販売していました。

愛知県大口町立大口西小学校で「著作権授業」を開催しました

  • 2月62014

2月5日、愛知県大口町立大口西小学校にて6年生児童77名、5年生児童108名それぞれを対象に「著作権授業」を開催しました。日本国際映画著作権協会のスタッフが講師を務め、早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻の学生が進行役を務めました。

著作権授業は、前半のクイズラリーと後半のグループ討論の二部に分かれて構成されており、2時限を使わせて頂いています。 授業の前半は、体育館にて「これはホンモノ?ニセモノ?クイズラリー」を行い、児童たちは人気映画DVDやアニメキャラクターのおもちゃ等の真贋を当てる6問のクイズに挑戦しました。身近なものがクイズの対象になっており、子供たちは真剣に取り組んでいました。

  後半は各教室に戻り、小学生の身近に起こり得る著作権問題についてグループ討論を行いました。クラスごとに「友達の絵を内緒でコンクールに応募してあげたら、最優秀賞に選ばれ友達には賞品が贈られた。」というケースが著作権法上、問題あるかどうか等を討論、勝手に応募された友達の気持ち等に関して活発なグループ討論が行われました。
子供たちからは「最優秀賞に選ばれたから良かったものの落選していたら恥ずかしい。」「ルール上は良くないと思うがモラル上はどうなんだろう。」等の意見が出されました。結果はクラスごとにまとめられ、体育館にて再度集合して発表しました。最後に講師の当協会スタッフが著作権問題についてわかりやすく解説を行いました。

この度の著作権授業に関して、同校岩田和敬校長先生より以下の様なコメントを頂きました。「著作権は子供たちとって難しいテーマです。著作権授業はまず身近なものを使って関心を持たせ、具体的な問題を提起するという解り易い構成でした。大口町はものづくりの街で、道徳の授業で人の気持ちや情報モラルを取り入れています。子供達にはとても楽しい2時間だったと思います。」
当協会では一昨年より全国各地の小学校へ出張して開催する「著作権出前授業」を、年間5〜6校を目途に実施しています。