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第12回アジア太平洋映画賞(APSA)日本と中国がノミネート作品をリード
「万引き家族」が長編映画賞など3部門でノミネートされました。 2018年11月21日

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The Asia Pacific Screen Awards (APSA)は、アジア太平洋地域の映画界で最高の栄誉を授与し、優秀な映画作品や文化的多様性を認識・促進しています。
この度、2018年11月29日にブリスベンで開催予定の第12回授賞式に先駆けて、全部門のノミネート作品が発表されました。
2018年は、日本と中国が各国7作品ノミネートされて作品数でリードしています。70の国々と地域、人口45億人、世界の映画作品の約半数が製作されるアジア太平洋地域の映画界から、本年は22か国の全46作品がノミネートされています。
是枝裕和監督の「万引き家族」は、長編映画賞、脚本賞、監督賞の3部門にノミネートされました。
日本は、長編作品賞に「万引き家族」、ユース作品賞に「僕の帰る場所」(日本・ミャンマー合作映画)、ドキュメンタリー賞に「愛と法(Of Love & Law)」(日本・英国・フランス合作映画)、「未来のミライ」と「さよならの朝に約束の花をかざろう」の両作品がアニメーション賞とそれぞれの部門でノミネートされました。
期待の最優秀長編映画賞受賞に向けて、「万引き家族」は他4作品と競合しています。

過去2回ノミネートされているLee Chang-dongの「Burning 」(韓国)、「The Gentle Indifference of the World (Laskovoe Bezrazlichie Mira)」(カザフスタン・フランス)、「Balangiga: Howling Wilderness 」(フィリピン)、そしてPhuttiphong Aroonpheng氏の監督デビュー作「Manta Ray (Kraben Rahu)」(タイ・中国・フランス)です。

長編映画賞、脚本賞、監督賞の3部門にノミネートされた「万引き家族」は、APSAアカデミー会員でもある是枝監督の本映画賞ノミネート第4作品目(作品のノミネート数は合計5)となります。すでに2018年カンヌ映画祭パルムドールも受賞して称賛を浴びた「万引き家族」には、先月惜しくもお亡くなりになった、2015年APSA最優秀女優賞の受賞者樹木希林氏が出演されています。

監督賞部門では、是枝監督の他に「Soni」(インド)のIvan Ayr氏、「Capharnaüm」(レバノン)のNadine Labaki氏、「Ladies in Black」(オーストラリア)のBruce Beresford氏、「The River (Ozen)」(カザフスタン、ノルウェイ、ポーランド)のEmir Baigazin氏がノミネートされています(後者3人はAPSAアカデミー会員)。
「僕の帰る場所」(日本・ミャンマー合作映画)の他にユース作品賞にノミネートされたのは、「Ava」(イラン・カタール・カナダ)、「Nervous Translation」(フィリピン)、「The Pigeon (Güvercin)」(トルコ)、および「Village Rockstars」(インド)です。

アニメーション賞部門では、「さよならの朝に約束の花をかざろう」と「未来のミライ」の他にロシアの2作品「Hoffmaniada」と「Rezo (Znaesh’, mama, gde ya byl)」、そして台湾の「On Happiness Road (Hsing Fu Lu Shang)」がノミネートされています。

ドキュメンタリー賞部門では「愛と法(Of Love & Law)」(日本・英国・フランス合作映画)の他に、「Amal」(エジプト・レバノン・カタール・フランス・ドイツ・ノルウェイ・デンマーク)、「Gurrumul」(オーストラリア)、「Of Fathers and Sons」(シリア・レバノン・カタール・ドイツ)、「Up Down & Sideways(kho ki pa lü)」(インド)と、多様な国々から候補作が選定されました。。
本年は、長編映画作品賞、ユース作品賞、アニメーション作品賞の各部門において、映画製作者とともに映画監督も表彰される初めての年となります。

APSA国際審査員によって、ノミネート作品から1作品に対して審査員大賞が授与されます。第12回アジア太平洋映画賞(APSA)の授賞式および授賞式関連イベントは、世界中の国々からノミネート者や特別ゲストを迎えて11月29日(木)にオーストラリアのブリスベンで開催されます。

APSA Website:
https://www.asiapacificscreenawards.com/news-events/japan-leads-2018-apsa-nominations